治療院でのスタッフ教育の型について

管理人 2016.09.14

スタッフ教育

治療院を経営していると、一人でやる場合もあればスタッフを雇用する場合もあると思います。
雇用する場合には、施術者の場合もあれば、受付さんや事務員さんなどもあるかもしれません。
そんな時に悩むポイントの一つが、スタッフ教育ではないでしょうか。

人に教えるという事は、教える事柄について誰よりも理解していなければなりません。
そしてその教える内容を、しっかりと細分化出来ないとスタッフに教えてもなかなか伝わりません。さらに難しいのは、それをどのようにスタッフに理解をしてもらうかという部分ではないでしょうか。

教え方と一言で言っても様々な教え方がありますので、その中の一つを今回はお伝えしたいと思います。

まず、前提として人間が教えてもらった情報を行動に移すまでに、いくつかのステップがあります。そのステップを理解してから教育を行うと、スムーズに行動出来る様になります。

そのステップを理解していないと

・教えたけど、行動出来ない
・教えた時は出来るけど、すぐに忘れてしまう

そんな事になってしまいます。

このようにならないようにするには以下の行動までのステップを覚えておいて下さい。
それは「情報→感情→思考→行動」というステップです。

情報→感情→思考→行動

人間が行動に移すまで、まずは情報を入れます。
その情報に感情が動かされた後に、思考が形成されて行動に移すという流れです。

例えば何か物を買う時も同じだと思います。
最近だとiPhone7の情報が解禁されたと思います。
新しい機能が増えたり新しいカラーが増えたりします。

その情報を得る事によって、iPhone7が欲しいという感情が動きます。
欲しいと思ったら購入する為に色々と思考が働きます。
そして最後に行動に移します。

これは人間が行動する時の心理なので、教育で同じ事が言えます。
これを理解しないと、教えただけで行動出来る様になるという誤った認識になってしまいます。

スタッフに教える時は情報や、やり方だけを伝えても行動しないという事が多いです。
理解が早いスタッフは、情報ややり方を伝えるだけでも自分で感情を動かします。
しかしそのようなスタッフは今まで見て来た中でもごく少数です。

そんな時に先ほどのステップを踏まえた教育をすることによって、行動までのスピードが早まります。

例えば、コミュニケーションの仕方と教えた時にも、このコミュニケーションやったら楽しそうだなと感情が動きます。
その後に思考が形成されて、実際の行動に移します。
その為情報や、やり方だけ伝えてもなかなか行動出来ないのです。

重要なのは、いかに感情を動かす様に教えるかという部分です。

感情を教えるという部分で一番効果的なやり方は「体感」です。

実際にやられてどのように感じるかというのを自分の感情で理解することです。

例えば施術のやり方が誤っていて、痛みを感じないはずが痛みを感じてしまう事があったとします。それを言葉として間違っているという情報を伝えてもその場は治るけど、また同じ事を繰り返してしまう事があると思います。

そのような場合は、実際に痛みを感じるやり方を本人に体感してもらいます。
本来はこうやるんですよ。

でもあなたがやったやり方だとこんな感じになります。

どうですか?

このように問いかけて見て下さい。

そこで初めて感情が動かされ、思考が形成されて行動に移します。
このように情報と一緒に感情を動かす事が出来ると、行動が一気に変わってきます。

施術のやり方などは、先生方はしっかりと把握されているはずです。
なのでやり方を教えるのはそう難しくはないのではないでしょうか。

難しく感じている部分は、その教えた物をスタッフに理解させて実際に出来る様になるという部分だと思います。
今回は簡単にお伝えしましたが、是非実際にやってみてスタッフの行動がどう変わるのかを見てみて下さい!

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