スタッフを雇ってストレスを溜めない方法
from石水孝幸
前回にスタッフでの問題を
抱えない考え方を書いていきました。
具体定期には
1 感謝する事
2 具体的な指示
3 院の文化を作る
という3つです。
1・2については時間もかからずすぐに
できる事なので、やってみてくださいね。
文化を作るには時間がかかります。
マニュアルを作ってもそれを浸透
させるという事が大事です。
いつも思うのは教育には時間が
かかるという事を理解する。
これ案外わかっているようでスタッフの
問題を抱えている先生程できていない。
例えば、言葉を自分が変えたとして
それをすぐにスタッフは気づいて
スタッフ自身も変わってくれると
思い込んでいる。
簡単に言えば、そんなに物事がスムーズに
いくわけがない。
なんでも自分がやったらすぐに結果が手に
入ると思っていると、結果がでないと焦ったり
します。
最低でも1人の人を雇ったら教育はずっと
続くと思ってください。
少しの時間、意識をしたからといってスタッフ
がすべて自分の思いどおりに動くなんて事は
考えない方がいいですね。
では、その為に前回の事と残りの組織に
ついてを書いていきます。
4 仕事と私生活の両立を考える
スタッフさんはなんの為に働くのでしょう。
まあ、当たり前ですが自分の生活の為に働く
という事になります。
仕事をしたくてしている人も
いますが、、、
しないと生活ができないから
仕事をしているという人が多い
という事を忘れてはいけません。
けど、意外と忘れていてスタッフさんを
仕事をする人と捉えてしまいがちです。
仕事を通じて、スタッフさんは何を実現したい
と思っているのか?
お金を稼いで何をしたいと思っているのか?
それをちゃんと把握しているでしょうか?
スタッフさんとのコミュニケーションをとれ
ている先生でもその部分についてちゃんと理解
しようとしているでしょうか?
常に、コミュニケーションが仕事を頑張る前提
で話しをしていては本当の気持ちを理解する
のは難しいでしょうね。
ぜひ、スタッフさんの私生活での
目標や夢はなにかを聞いて、それを
組織としてどうフォローするのか?
もしくは、できないのかを明確にする
という事をしてみてください。
5 成長機会の提供をする
スタッフさんのスキルアップの
機会を提供しているでしょうか?
この業界は、勉強熱心な先生はすごく
多いですが、スタッフさんに自分と同じように
スキルアップの機会を提供していますか?
自分と同じチャンスを与えていないのに
自分と同じように仕事をしてもらいたいと
思っている人が多いのが現実です。
まあ、そんな都合の良い事は通らないと
思ってください。
しっかり成長機会を提供する事によって
スタッフの成長があるという風に理解し
ましょう。
ただ、間違えてはいけないのは成長を強制
してもそれは間違いです。
基礎的な仕事はもちろん覚えてもらいますが
それ以上になるというのは相手がなりたい
と思わないと能力は身に付きません。
どうしても、ある程度の仕事が
できるようになると経営者は次を求めて
しまいます。
それは、成長意欲が高い人には良いですが
そうでない、もしくはタイミングがあって
いない時期にやるとただの嫌がらせになる
という事も覚えておかないといけません。
成長したいと思っている段階で、成長をサポート
するからこそ意味があって、そうでない時に
すると、ただの強制になるので気をつけましょう。
6 労働環境の整備
中身を作るという事はすごく大事です。
なので、今までやってきた事をしっかり作り
こむ事が最優先です。
その上で、できるのであれば労働環境を整備
していきましょう。
労働環境とはなにか?
例えば、スタッフの休憩スペースや
使うベットの高さや使い勝手・制服など
があります。
働きやすい環境を作る
事も大事になります。
ただ、これは中身があって初めて
成り立つものであるので、できれば
やるという事をしていきましょう。
ここまでできれば、だいぶ組織は
かわります。
1 感謝する事
2 具体的な指示
3 院の文化を作る
4 仕事と私生活の両立を考える
5 成長機会の提供をする
6 労働環境の整備
これをスタッフ問題で悩んでいるなら
悩むだけでなく変えていける所を変えて
いきましょう。
ぜひ、やれる事をやっていきましょう。