治療院は足し算より引き算と割り算が大事

石水孝幸 2015.11.18

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from石水 孝幸

今日は算数のお話です。
最近続けて受けた相談が同じ内容
だったのでそれに基づいて話しをして
いきますね。 

で、どんな相談を受けたかって?

「メニューを増やして利益をあげたい!」

簡単に言うとこんな感じです。
(もう少しちゃんとした質問だった気が
 するけど要約するとこんなかんじ・・。)

なぜかわからないけど、治療院の先生で
マーケティングを勉強すると色々な事を
増やしたがる。

例えばメニューとかね。

骨盤矯正をやったかと思うと
小顔矯正をしてみる。
気づいたらO脚矯正なんかも
やったりして・・。

またふと治療が大事だ差別化が
大事だと、不妊治療をしてみたり
産後の骨盤矯正をしてみたり。

なんか色々できるのはいいけど
結局なに屋なの的な感じになっている。 

技術の勉強して必死でメニューだけ増え続けて
いくなんて事があると危ないですね。

スタッフを雇用してこの人には
美容をやってもらう。
この子には急性外傷をやってもらう
なんて所もありますが、これも危ないですね。 

なぜメニューを増やしたり
スタッフによって役割を増やすのが
よくないかって? 

経営の中には原則があります。 
それはタイトルになっている事そのままです。

【足し算ではなく引き算をする】

メニューを増やすより
しっかり絞る事が大事になります。 

こういうと

○○専門にしないといけないのか?
と思うかもしれませんが極端に言うと
そんな感じです。 

まずはしっかり1つのメニューを柱に
育てる事が大事です。 

ではどうやってそのメニューを絞っていくのか?

それには3つの原則があります。 

・サービスが顧客にとって価値があるか?
・そのサービスが簡単に教える事ができるか?
・繰り返し需要があるか?

この3つが揃っていないとなかなか
難しいですよね。

そもそも顧客に価値がない治療を
してもあまり意味がないですよね?

ただこれだけだと曖昧なのでもう少し
深く話しをすると価値とはなにか? 

それは、受ける前と受けた後の変化
になるわけですよね。
急性症状の人にどんなに根本的に治療を
する事が大事といっても聞く耳をもちません。

そういう人にとっての価値は
痛みがとれるかどうかですよね。 

慢性的な症状で困っているのであれば 
体の変化を感じる事が価値になりますよね。 

そういう風に人によって価値が変化する
という事を理解しておいたほうがいいです。 
やってはいけないのは価値の押しつけです。

根本的に・・。
回数を重ねないと・・。

相手が求めているものと違う事を
いくら言ってもまたそれが正しかったと
してもあまり意味をもちません。

それを言いたかったら新規集客をする時点で
相手に伝わるようにしていきましょう。 

次に大事なのは治療技術が 
簡単に人に教える事ができるか? 

という事です。
これは1人で一生やっていく人にとっては
あまり関係ないかもしれませんがスタッフが
いる院は気をつけたほうがいいですね。 

先程言ったメニューを増やしては
いけないというのはここに大きくかかわります。
メニューを増やせば増やす程スタッフの教育の
時間をとっていかないといけません。 

そうではなく1つの技術でしっかり
結果のでる内容を教育していくのがポイントに
なります。 

最後に重要なのは
繰り返し需要があるかどうかです。 

例えば今流行っている産後骨盤矯正とか
であれば産後でしかも治ったら終わり
なので繰り返しの需要があるわけでは
ないですよね。 

そういう視点でみていかないと
難しいので気をつけてくださいね。 

今スタッフさんを抱えて
もしくは今後抱えていこうと思って
いるのであれば足し算ではなく、いかに
シンプルに治療院を経営していくかを
目指しておく事ですね。 

シンプルだけど深いそれが一番です。
では今日も頑張っていきましょう。