【週間】ケーススタディvol.14 【関節の矯正時におけるボキッとする音】

川満伸夫 2014.06.07

施術家のみなさんの中には関節の矯正をする方も多いかと思います。

ゴットハンドと言われる先生方のなかには矯正の際に音を出さずに瞬間的に矯正をする先生もいるかと思います。
今まで矯正は音がなる様にやってましたから私からすると凄い技です。

一般的にカイロプラクティックで関節、
特に脊椎を矯正する時になる音は施術家にとっても患者にとっても
ある意味矯正が成功した感じを与えます。

しかし中にはこの音が嫌な施術家もいるかと思いますし、
患者さんにも音がなるのが嫌いな人は多いのも現実です。

それでアクチベーターやトンプソンテーブルではクラック音をださないで矯正を行っています。

はたしてこのクラック音はどういう意味合いがあるのでしょうか。

あのクラック音は関節のまわりにある空気やガスが抜ける音として知られているかと思いますが、
けっこういい音しますよね。

しかもエンドルフィンという楽しい時や幸せを感じている時に出るホルモンも分泌される様です。
音のなる矯正が気持ちがいいと感じた時にそのホルモンが分泌されているのでしょう。

アメリカでカイロプラクティックの実技授業で講師の先生が、
矯正時になる音は鳴っても鳴らなくても矯正されていると言ってましたが、
実際に研究ではやはり矯正されているという結果が出ています。

いわゆる骨が動いたという事になります。

私はまず患者さんの身体を分析して矯正が必要な場所を探します、
そして実際に矯正もする訳ですがクラック音がならない場合は、
矯正の力が弱かった為に鳴らなかった時の事も考え再度矯正する様にしています。

そうするとやく2/3の割合で音がなります。

音が鳴らなかった場合には矯正が成功したかどうかを調べる為に、筋力テストをして関節の状態をみます。
関節にズレが無い事が確認できたら成功したとみなしてそのままにします。

さらに患者さんの不快感や痛みが消えているなら一安心します。(笑)

しかし次の機会に同じ場所を矯正するとまた音がなったりしますので、
前回はただうまく出来なかったのかなと疑問に思う事もあります。

もし同じ場所を数回矯正してみてクラック音が鳴らなくなってきたら、ズレがなくなってきていると思うので、
そこは矯正しなくてもいい場所だとおもいます。

最終的にクラック音は施術家と患者さんの間における矯正が成功した
という精神的な満足感にすぎないみたいです。

P.S.
矯正をする際にまず基礎となる解剖学やモーションパルペーションなどがうまく出来ないという方はこちら↓