【週間】ケーススタディvol.16 【クレニアル=頭蓋骨の重要性】

川満伸夫 2014.06.21

みなさんこんにちは、
カイロプラクティックドクターの川満です。

今週のケーススタディーは
クレニアル=頭蓋骨、
の重要性についてお伝えします。

みなさんの中にもクレニアルに興味をもっている方は多いと思います。
頭蓋骨は赤ちゃんの時にはとても柔らかいし、
まだ関節が閉まっておらずゆるい状態になっています。

そして医学上幼少時の4歳までに関節がふさがって固まっていく
と考えられています。

ですので寝かせ方で頭の形がかわりますよね。

おそらく身近にも後頭骨から頭頂骨にかけて左右どちらかに歪んでいる、
あるいはへこんでいる方がいるかと思います。

重度の外傷以外なら、これは赤ちゃんの時に寝かせ方が一方に偏っていた為だと考えられます。

これはまた患者さんを仰臥位で寝かせた状態で後頭骨から頭頂骨を触診しても分かります。

触れてみて右側がへこんでいれば
きっとこの患者さんは赤ちゃんの時、右に向いて寝た頻度が多いなと分かる訳です。

さて頭蓋骨にズレが生じた場合どういう事が身体に起きるでしょうか。

カイロプラクティックで脊柱の重要性は認識されていますが、
頭蓋骨に重要性を置いているテクニックはさほどありません。

しかし、頭蓋骨は脊柱、骨盤、上肢、または下肢の影響を受けます。

ここで後頭骨の形をイメージしてみて下さい。
あまりイメージが湧かない方は
ご自分の治療院にある背骨の模型あるいはインターネットで形を観てみてください。

さてこの後頭骨と形が似ている身体の骨はどこでしょう。

感が良い方はすぐに思いつくかも知れませんね。
そうです、仙骨と似ていませんか。

仙骨は大まかに三角形の形をしていますが、後頭骨は逆三角形の形をしています。
つまり、鏡を見る様なイメージですね。

ここで大事なのが、仙骨がズレていたら後頭骨はどうなるでしょうか。

鏡のイメージなので恐らくズレているかと思います。

そして、この部分は恐らく観る事が難しい所ですが
仙腸関節は実は後頭骨と側頭骨の間の関節と同じ様な形をしています。

ということで仙腸関節にズレがあれば
後頭骨と側頭骨の間の関節にもズレがあると考えられます。

では仙腸関節を矯正すればその関節も矯正されるかと言えば
そうでもなさそうです。

サブラグゼーション(関節のズレ)には一次性と二次性がありますが、
一次性が主なズレだとしたら二次性は一次性を補う為にズレるものです。

それで一次性を矯正すれば二次性も自然に矯正されるというセオリーもありますが、
二次性が慢性化すると一次性的なズレになる事もあるのでやはり矯正が必要になってきます。

ということで、脊柱の矯正はいつもやっているけど
頭蓋骨の矯正はほとんどやったことがないという方は重要性を知って頂けましたでしょうか.

もし脊柱の矯正がうまく行っても鏡に写っている部分が矯正されなければ
跳ね返しでまた同じ部分がズレて来る可能性は大きいと思います。

P.S.
もし頭蓋骨矯正についてもっと知りたい方はこちらです。
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