【週間】ケーススタディvol.20 【第6腰椎】

川満伸夫 2014.07.19

みなさん、こんにちは
カイロプラクティックドクターの川満です。

今週のケーススタディーは、
第6腰椎
についてご紹介して行きたいと思います。

みなさんの中にも恐らくこの症状を持っている患者さんを診た方はいるかと思いますが、
もしかすると初めて聞いたと言う方もいるかと思います。

アメリカにいる頃、
この第6腰椎を持った患者さんを2人診た経験があります。
両方とも腰痛があり、一人は男性でもう一人は女性でした。
男性の方は中東のイラク出身の22歳で、
女性はタイ出身の30代です。

だいたいどの人種にも約10%の割合でこの腰椎を持っている人がいると言われていますが、
原因は遺伝だと信じられています。

というわけで、家族の中にも(祖父母、叔父・叔母、いとこを含む)
こういう方がいるかと思われます。

自分勝手な推測ですが、
僕が診た患者さん2人とも余分にある骨のせいで腰椎部を動かしにくそうにしていました。

もともとない所に入ってきているので、ぎしぎししてつまっている感じでした。

女性の患者さんは僕の親しい友人でもありましたので、
小柄の彼女に冗談まじりに
「身長が低いから、身体が勝手に伸ばそうとしたんですかね?」
とからかってしまいました。(笑)

男性に関しては若くて22歳だったので、
初めて腰のレントゲンを取るまで
自分が第6腰椎を持っているなんて気づかなかったようです。

見かけは普通の人と同じですので、
やはりレントゲンやCT、MRIなどで身体の中を見ないと分かりません。

レントゲン写真を取った時に第6腰椎と仙骨の間の関節が余分に動く部分でしたので、
摩擦によって炎症が起きているのが分かりました。
それが腰痛の原因になっていたようです。

このどちらのケースでも骨盤の矯正と腰椎の矯正を主に使っていたので、
レントゲン写真と分析から矯正する部分を探し出して、
何回か通ってもらい脊椎と骨盤を整えて腰痛を改善して行きました。

あと、患者さんには矯正した後骨盤を安定させる為にコルセットを別で購入してもらいました。
そしてそのコルセットを仕事中を主に着けてもらって
約2ヶ月後にはだいぶ安定してきて痛みも治まってきました。

この第6腰椎以外にも、第13胸椎や、第1頸椎が後頭骨と一体化したり、第7頸椎からの肋骨がでたりして、それぞれがなんらかの形で痛みや苦痛を人体に与えているようです。

患者さんを診始めて2ヶ月経っても症状が改善しない場合は、
念のために整形外科などのお医者さんにレントゲンを取ってもらう事をお勧めします。

この様な変形型の症状を持った患者さんかも知れませんし、
もしくは腫瘍などが原因で苦しんでいるかも知れません。