【週間】ケーススタディvol.6 椎間板ヘルニア

川満伸夫 2014.04.12

こんにちは
カイロプラクティックドクターの川満です。

Dr.川満, D.C.による
ケーススタディー講座No6

6回目の今回は、
【椎間板ヘルニア】
を御紹介して行きたいと思います。

患者さんは、50代の女性で
約30年も美容師をされて来ました。
普段から活動的で、
運動は水泳、ヨガ、ダンス、などに通い
身体を動かすのが好きでした。

しかしある日突然、
椎間板ヘルニアが彼女を襲いました。
何の前触れもなく
急に激痛が腰から右太ももの後ろにかけて起こり、
座っていても立っていても
痛みが変わらずで
相当苦しんでいた様子でした。

この激痛が出て来た原因として、
約30年も美容師さんとして
立ち仕事をして腰に負担をかけていた、
ダンスが加わったせいでさらに腰に負担がかかっていた、
という事が上げられます。

整形外科テストの
バルサルバテストも陽性でしたし、
他のテストは出来る状態ではなかったので
かなりの重傷でした。

早速施術をはじめて行く際に、
まずヘルニアを引っ込める事が最重要でしたので
特別なテーブルに患者さんを仰臥位に寝かせ、
両膝を90°に曲げてもらい
腰にベルトを巻いて下方にゆっくり牽引する事から
はじめて行きました。

最初の2週間は週に3回来てもらい、
とりあえず激痛を取り除く事からはじめていきました。
2週間後には少しずつ痛みも治まって来て
腰椎5番の矯正も出来る様になって来ました。

この頃に痛みが少し落ち着いて来たので、
整形外科へ行ってMRIを撮って来て頂き調べてみると、
まあなんともくっきり椎間板が脊髄を圧迫しているではありませんか。
これが確認出来た為、
後は施術行程がはっきりして
ヘルニアになっている部分を引っ込めていくのと
ズレた腰椎を整えていくのに集中しました。

2ヶ月後には激痛の痛みが半減し、
4ヶ月後には1割、2割まで和らいで来ました。

その間、
僕がなんとも目を驚かせたのは
その患者さんのリハビリに対する取り組みでした。

患者さんには、
今後また痛みが出ない様に
腹筋を鍛えて骨盤回りを筋肉でサポートする様にアドバイスした結果、
本人ももう痛みはこりごりだ
ということで少しずつ回数を増やしていって、
なんとしまいには
男性顔負けの1セットで50~60回ぐらいまで出来る様になり、
それを一日3セット週に3回かかさずやっている
という事でした。

おかげで、
お腹のたるみもなくなり
腹筋でシックスパックが見えるぐらいにまでなり、
50代の女性ではあり得ない
と僕を驚かせました。

それ以来、
腰痛の患者さんが来た時には
女性でも男性でもこの患者さんの例を出して、
腹筋をがんばってもらい
腰痛の再発防止に努めてもらっています。