【週間】ケーススタディvol.8 肩の関連痛

川満伸夫 2014.04.26

ケーススタディー8

ハロー、みなさんこんにちは
カイロドクターの川満です。

Dr. 川満, D.C.による
ケーススタディー講座No8

8回目の今回は、
【肩の関連痛】
を御紹介して行きたいと思います。

患者さんは、20代の女性で左肩の痛みが主訴でした。
実はこの患者さんの母親も僕の患者さんで
母親の方は、腰痛が主訴で施術を受けていました。

問診をして行くと、
娘さんはおとなしそうなタイプで
最近仕事が変わり、友達も多い訳でなく、
母親ともよく口喧嘩をすると言う事でした。

ここまでの話だと
心の領域が関係していると
分かるかと思います。

整体院やカイロプラクティック院では
通常痛みがある場合は、
その痛みが出た原因の出来事や、
どんな痛みがするかとか、
いつ起こったのかなど身体的な面に話が行きがちですが、
この患者さんの場合ですと
心の問題がどうやら原因なようです。

初診で来たその日の後で知った事なのですが、
お腹の溝打ちあたりにも軽い痛みがあって
左肩の痛みも特定の部分が痛いのではなく、
肩全体が痛いという事でしたので、
自分の中でお腹からの関連痛だなと判断しました。

心の問題はお腹、
つまり胃と関係していますので
お腹を壊したり、腹痛がしたりします。
ひどい場合は関連痛となって肩に痛みが出て来るのです。

患者さんにとっては
身覚えがない肩の痛みがなぜ起きたのかを説明してあげて、
その後こういう理由でどういう施術をして行きます
という様に言ってあげる事で、
安心して施術を受けてもらえる様にしました.

胃の神経は胸椎の5番(T5)から出ていますので、
まずT5のズレを確認して矯正をします。
そしてT5に関する頸椎3番(C3)と腰椎1番(L1)、
仙骨1番(S1)も矯正して行きます。

その後に内蔵反射テクニックを用いて、
お腹の働きを回復させてあげる事によって
左肩の痛みを取り除いて行く
という施術を繰り返して行きました。

そうした事によって
一回の施術で左肩の約半分の痛みが消え、
3回目の施術で8割ほどの痛みが消えて行きました。
そして5、6回の施術では左肩もお腹の痛みも
ほとんど感じないぐらいまで回復しました。

こうして痛みによっては
関連痛が原因で起きているものもありますので、
内蔵へのアプローチも非常に大事になります。

P.S.
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