ケーススタディー33【妊娠中の手根幹症候群】

川満伸夫 2014.10.25

こないだアメリカから毎週送られて来るメルマガを見ていると妊娠中の手根幹症候群についての記事が載っていました。

このアメリカからのメルマガは毎週現役のカイロプラクターから送られてくるのですが、治療家リッチのほうで毎週出しているメルマガとほぼ同じですね。

こちらでは、経営や栄養の面まで分けて配信しておりますがアメリカのメルマガは臨床や栄養面が多いですね。

さて妊娠中の手根幹症候群ですが、なぜ起こるかと言いますとホルモンの変化や身体の体液が増えて、それが手首や前腕にたまりやすく正中神経を圧迫するからだと言われています。

患者さんの症状としては、正中神経が掌る母指、示指、中指、薬師の半分までの範囲で指にシビレや感覚が無くなったり、じりじりした感覚があり違和感が起こります。

そこでそういった違和感がある患者さん達の多くがどうにかして違和感を取り除きたい為、腕や手を振り払う動作をするらしいです。

特に違和感が出て来る時間帯は寝ている間か朝起きた時みたいなのですが、なぜなら寝ている間が一番手首を曲げる動作が多いからだそうです。そして、手首をどの方向に曲げたとしても中の圧力が通常の2倍ぐらいになるそうなので、神経を圧迫されやすいかと思います。

対策としては、アメリカの場合寝る前に手首にサポートをして手首が曲がらないようにするらしいですが、とにかく手首を曲げる動作が一番症状を悪化させるので、運転や蛇口を開ける作業などが多い場合はこのサポーターを着けるみたいです。

手根幹症候群は特に利き手か両腕に起こり易いと言われていますが、利き手じゃないほうには出来にくいみたいです。

あと、家族に同じ症状の人がいたり、以前に交通事故などで首を痛めていたり、肩を痛めていたりしている人は手根幹症候群になり易いとあります。

そして太りぎみで妊娠してしまうと手根幹症候群になりやすとも書いてありました。

その他の対策としては、ひとつ目にプロテインを毎回の食事で取る、砂糖、塩、脂肪の量を減らす、そして大量の水を取って、5種類以上の野菜と果物を取ると良いとありました。

二つ目にはビタミンBを取ると良いとあります。例えば、ごま、ブロッコリー、ニンニク、アボカドやサーモンなどですね。どうやらビタミンBは神経系に良いみたいです。

三つ目には、マタニティーブラを着用するといいみたいです。これを着ける事によって正中神経を圧迫する割合が減るみたいです。

四つ目は、手首の運動ですね。これは熊谷さんが発明しましたABCセラピーで良いかと思います。

以上、妊娠中の手根幹症候群について少し紹介させて頂きました。みなさんの患者さんの中にもこの患者さんがいましたら、対策方法を試してみてください。

P.S.
これから妊婦さんやお年寄り、子供などを施術する前に基礎となる施術を学んでみたい方はこちらです