ケーススタディー36【脳と皮膚の関係】

川満伸夫 2014.11.15

ケーススタディー37【脳と皮膚の関係】

ふと何気なくぼーっとしていたり、何かをしていてハッとして変な予感がする時ってないですか。

いわゆる、“虫の知らせ”みたいな感じですかね。みなさんも一度はこういった経験をされた事があるかと思います。

そして実際に悪い予感がした事がそのまま起こったりする時もありますよね。

この時って身体のどこで感じているのでしょうか。

“虫の知らせ”と同じ様な表現が実は英語にもあります。

Gut FeelingやSix Senseといった所ですかね。

人間の身体の中で細胞が一番多い所は脳みそになるのですが、脳みそから出ている脊髄にも多くの神経細胞があります。

しかし、内臓などにある神経細胞は脊髄の神経細胞よりも多いと言われているんですね。

なので、“虫の知らせ”やGut Feelingなんかは内臓の神経細胞が感じていると言われています。

また、肌にも鋭い感覚がありまして“虫の知らせ”を肌で感じる方もいるみたいです。

人間の受精卵が発生する過程で、脳みそと肌というのは同じ場所から発生します。なので、肌にも脳みそと同じ様な働きがある事も考えられます。

ちなみに、細胞の表面にある層を英語でmembraneといいます。

なんか気づきましたか。

この単語の中に脳みそと同じ様な意味合いが入っています。

Membrane→brainという具合です。

最近ではips細胞が話題を呼んでいましたが、一つの細胞に人間のすべての器官を再発させる能力があるとは、まさにひとつの細胞の中に人間のすべてを司る脳の働きがあると言えるかと思います。

こないだ熊谷さんが、アトピー性皮膚炎の患者さんを施術しておりましたが同時に脳にも施術を行っていました。

あの時にこの関連性に気づきました。

臨床に即して言えば、私達は患者さんの身体の歪みで血液の循環が悪くなっている部分を矯正して回復させる事が一つの目的かと思います。

循環が悪くなっているという事は、酸素の供給も栄養分もあまり運ばれにくくなっていますので、良くない状態です。

脳は身体の中でエネルギーを他の細胞に比べて7:3の割合で消費します。つまり一番カロリーを必要としています。

脳にこれらの栄養素を送るのは当然として、ひとつひとつの細胞にも脳と同じ働きがあるとすれば尚更栄養分を送らないといけないですね。

薬などに頼らず、私達の施術がいかに大事か分かる気がします。