ケーススタディー37【仙骨の形】

川満伸夫 2014.11.22

ケーススタディー37【仙骨の形】

以前に仙骨と後頭骨の関係についてお話させて頂きましたが、身体の構造って不思議ですよね。

つい最近も、ある知り合いの方が腰椎5番(L5)の痛みを訴えていましたので、頸椎1番(C1)を矯正していきましたらL5の痛みが解消したと喜んでいました。

こういう風に脊椎に関しても、頸椎と腰椎は鏡の様な関係がありますので、それを知っているだけでL3が悪ければどこを見れば自然に分かるようになります。

仙骨は解剖学的に赤ちゃんの乳幼児時期はそれぞれの正中仙骨稜がくっついておらず、腰椎のように一個一個形があります。

成人の仙骨はレントゲン写真で視ても、つながっているように見えます。

それが年を取るにつれてひとつひとつが合体する形になって仙骨として1個の骨になります。

カイロプラクティックの場合ですと、仙骨のズレに関しては3Dで一個の骨がズレているとしてではなく、赤ちゃんの頃の仙骨の形を維持したままで仙骨のズレを見ていきます。

なので、S1とかS3の左右どちらかのズレが出て来るのです。

しかもそのズレをちゃんと検査する方法があります。

そして特定の部位をちゃんと矯正していく方法もある訳です。

医学的には仙骨が固まると1個の骨として扱われますが、カイロプラクティックの世界ではそうではありません。

腰椎から仙骨にかけては馬尾神経が通っていますので、場合によっては少しのズレによっても神経圧迫を起こしさまざまな症状を引き起こす事にもなりかねません。

より精密に仙骨を分析して行く為に、そのような検査法が生まれたかと思います。

あるカイロプラクティックのテクニックの一つに、“ローガンテクニック”というものがありますが、それは仙骨の下に付着している尾骨だけを矯正することで背骨全体を整えていくやり方もあります

そういう事で、仙骨は後頭骨との重要な役割もありますので今までの話の情報を知っておくとより良い検査や施術が出来るかと思います。

P.S.
仙骨や後頭骨に関するより詳しい検査法や矯正法を知りたいのであられましたら、こちらです。↓