ケーススタディー39【副交感神経の症状】

川満伸夫 2014.12.06

この業界で患者さんを約3年から5年視ていますと時々、自律神経の失調症を持った方がいるかと思います。

この症状を持った患者さんのタイプをみていくと、だいたい似た様なタイプが多いかと思われます。

神経過敏または神経質な感じですね。

こういったタイプの方は副交感神経がある首の方と、仙骨のあたりに歪みがあり神経圧迫を起こして副交感神経があまり働いていないので逆に交感神経が過敏になっている様です。

アメリカにいた頃、よく友人達がストレスがかかった時や嫌な人を相手に話をした後などによく、“あいつが俺の首に痛みを植え付けた”みたいな表現をしていましたが、どうやらストレスは首に負担がかかるみたいです。

そうする事で首の筋肉が硬直し、骨を引っ張るので骨格に歪みが起きて近くを通る神経を圧迫し副交感神経の機能を弱めるのかと思います。

仙骨のほうでは首と同じ様な原因で便秘などの泌尿器系の症状が現れたりします。

これも自律神経失調症がある方に多い症状かと思います。

こうして視ていくと身体というのは合理的に出来ているなと思うのですが、首の歪みがあると自律神経症状がでて、仙骨の歪みがあると泌尿器系の症状がでるというふうに。なぜならば、その歪みがある部分に副交感神経が位置しているからなんですね。

矯正を行う際にはどこを矯正して行けばいいでしょうか。

やはり歪みがある部分ですよね。

私的には今は疲労回復協会の技術を使ってまず枕で頸椎のC1を矯正し、次に筋ポンプで全身の血液循環を促します。

それでもまだ仙骨やC1に歪みがある場合はABCセラピーを使ったり、TLを使って別の箇所に原因を探して、また2層ポンプはKS使って視て行きます。

だいたいこれくらいをやれば自律神経失調症は解消して来るかと思います。

もちろん患者さんにも個人差がありますので、2〜3週間で良くなる方もいれば2ヶ月ぐらいかかるケースもありますので症状の改善には変動があります。

最後になりますが、自律神経失調症の方は先ほどもお伝えしましたが神経過敏な方が多いかと思いますので、どうか心の声を聞いてあげる様にして頂きたいと思います。

少々お時間がかかっても良い聞き役になってあげてください。そうする事によって相手が施術者の先生方に信頼を置き、生命力が上がることによって回復も早まるかと思います。