ケーススタディー41【患部に触れて激痛が走る患者さんの施術】

川満伸夫 2014.12.20

先週、女性で60代の新規の患者が来院して頂いたのですが
症状がぎっくり腰みたいでした。

話を聞くと
歩いたり、ピアノを弾くときなどは全然痛く無い様ですが、
柔らかいソファーに座ったり、前傾姿勢になった時に痛みが走る
という事でした。

さっそくROM検査で腰の方を視ると、
左腸骨と腰椎を押した時に痛みがありました。

普通は腰痛持ちでも程度の差はありますが、
それらの場所を押したりしてもそこまで痛みが出ないかと
思うのですが、押して痛みが出たとなると結構重症ですよね。

そこでまず疲労回復協会で使用している枕に寝て頂きました。

その時、足をまっすぐに伸ばしても痛いという事でしたので、
両膝を曲げて立てて頂いた状態で寝て頂きました。

そうすると痛みが緩和されたみたいなので、
安心して枕に寝て頂くことが出来ました。

約3分後、
また、座位で腰のROM検査をやると痛みが約半分ぐらい治まっている
と言われて、可動域も枕に寝てもらう前に比べるとだいぶ動く様に
なっていました。

その後、普通に筋ポンプをやって施術を終えましたが
その後のROM検査もそれからさらに痛みが出なくなっていました。

患者さんもこの日は安心して頂いたようで、
また次の予約を取って帰って頂きました.

このように 先生方の中にも、
激痛で来られた患者さんがいたかと思いますが
痛みが激痛の時は まず、冷やす事ですね。

そして、十分冷やして感覚が麻痺した時に、
いろいろと施術が出来るのですが 
これはアメリカのやり方でひとつのやり方に過ぎないですが、
まずは安静にして痛みが落ちついてから来院してもらう方が
良いかもしれません。

次に 
痛みが落ち着いて来ても、まだ痛くて患部に触れない時は
どうするのかと言いますと、アメリカでは患部に関わる
他の関節に目を向けます。

例えば、腰椎の4番(L4)に痛みがある場合は
頸椎の2番(C2)の歪みを視たり、
C6を視たり、T8を視たりしますね。
あと、TLも大変有効なので使ってみてください。

それぞれの場所を矯正するだけでも、L4の痛みはだいぶ落ち着く
と思います。

なので患部の激痛の患者さんが来院された時には、
その対処法をひとつやふたつ持っていると良いかと思います。

今週はここまでです、有り難うございました。