ケーススタディー25【92歳のおばあちゃん】

川満伸夫 2014.08.30

普段いろいろな年齢層の患者さんを診ているかと思いますが、みなさんの最高齢の患者さんはいくつですか。

そして、最年少の患者さんはいくつですか。

ちなみに私の場合は、上が92歳の女性で下が8ヶ月の赤ちゃんです。

施術においては身体の特徴に応じて、小児科、成人科、老人科などと分けられますが、その施術の仕方も変わって来ます。

また勉強する分野においても小児科、成人科、老人科などにおける病気や怪我などを勉強しておくと、対処がしやすくなりますよね。

さて、私の最年長の患者さんですが92歳のおばあちゃんで凄く元気がいいんですね。いつもこっちが元気を頂いている感じです。

そういった患者さんはいませんか。

ただ、この患者さん背骨のゆがみがひどくて背中の痛みを訴えていました。

レントゲンで背骨を視てみると、やはり年齢が92歳もあってか結構骨格の形が崩れていまして、こんな元気な性格からあの身体のひどさは想像でませんでした。

実際本人は痛みを訴えておりましたので、施術をして必要に応じて超音波を加えたりして痛みを和らげたものでした。

旦那さんを何年か前に亡くされていたのですが、自分の子供達がよく面倒をみてくれいると生活には何の心配もないと言っておりました。

また運動も好きで92歳にして趣味でハイキングに行ったりすることもあるとおっしゃっていて、丘に上がってから見下ろす風景をよく語っていたのが印象的でした。

こういった60代~90代の年齢の女性患者さん、特に未亡人の方に共通するのは “話を聞いてほしい”という事でした。

なので、いつもこういった患者さんに関しては一通りの施術を早めに終わらせて後はひたすら話を聞く事に徹しました。

時には時間が長くなる事もありましたが、それぞれの患者さんから聞く体験話などは非常に興味深いものがあり昭和初期からの生活奮闘ぶりは頭が下がる思いになりました。

特にパートナーを亡くされてからの生活の寂しさは、ストレスの中でも一番ストレスになると言われています。

しかし、女性は生きる力が男性よりも強い様で比較的長生きするみたいですが、男性はその点は弱いみたいなので奥さんが亡くなったら早く亡くなる人が統計上多いみたいです。

そういった訳で、人生のパートナーを亡くされている患者さんには話を聞いてあげるだけで少しスッキリして身体が軽くなる人もいますのでなるべく話を聞いてあげる様にしてあげてください。

それをするだけで、安らぎの場を求めてまたリピートしてくれるかと思います。

P.S.
そうした話を聞く時間を作る為にも時間短縮は有効になります。時間短縮をしていきたいのであればこちらが使えます。