【集客のコツvol.20】新聞折込チラシの特性
from:熊谷剛
最近では新聞を取っていない家庭も増えてきていますね。
しかし、まだまだ新聞折込チラシは効果があります。
ただ、やはり消費者行動としてはチラシで知ってから
HPを見るといった流れはここでも。
この対策もしていくとより効果的に集客がしやすくなります。
今回も
1,新聞折込チラシの特性
2,顧客視点
3,テクニック
こちらでいってみましょう。
■1,新聞折込チラシの特性
新聞は一般的に40代以降の家庭でとっていることが多いです。
ですから、ターゲットは40代以降。
又は、その家族。という感じです。
また、新聞をとっている人たちはどんな人でしょうか?
毎朝、規則正しい生活をしている傾向が見て取れますよね。
新聞を見ることがパターン化されています。
そして、そのチラシには自分にとってお得情報が
あるかどうかという観点で見る傾向も。
もちろん、チラシによって違ってきますが、
基本的には新聞をとっている人たちは客質がいい
傾向があるのです。
最近ではWebで情報を取る傾向があるので、
新聞は苦戦しています。
無料で同じ情報が取れるわけですから。
しかし、それをわざわざお金を払って取得するという
時点で質が良いのがわかります。
ですから、僕達地域マーケティングを仕掛けていく
タイプの店舗ビジネスではターゲットにしたい層なんですね。
■2,顧客視点
そういった顧客はどのようにして新聞折込チラシを
見るのでしょうか?
あなたはどうでしょう?
インターネットは?
インターネットで調べる場合は、自分が調べたいと
思った情報を入力しますよね。
しかし、折込チラシの場合は自分が興味を持っている
情報が出てくるとは限りません。
と言うより、特に何も考えずにチラシを見ることが多いですよね。
ですから、折込チラシで必要なのはインパクトなんです。
とにかく目にとまるように。
相手は朝起きてボケーーっとしている状態でチラシに目を通します。
その際に
「おっ!」
と思わせなければ、即、ゴミ箱行きです。
そうならないように工夫しなければならないんですね。
■3,テクニック
ということで、
ゴミ箱へ直行しないためのテクニックですが、
1,アイキャッチを大きくする。
チラシを手にとった際に、まずはじめに目がいく場所に
大きくイラストや写真を配置しキャッチコピーを配置します。
この際にこれは小さくてはダメです。
目立たないので。
最低でも3分の1から半分以上は使いましょう。
他のチラシをよく見てみてください。
大きいものだと1ページ丸々キャッチになっているケースも多いです。
それほどチラシにはキャッチが必要なんですね。
2,価格は安めに
これもチラシでは重要です。
高いものは売れません。
なぜなら、
チラシ=安い
という認識で見ているから。
「どのくらい安くなっているんだろう?」
という感じで見ますよね?
だから、定価などでチラシを出しても良い反応は出にくいのです。
もちろん、ライバルが少なければ反応は出る可能性はあります。
しかし、基本的には出にくいのでチラシの特別価格をつけると
反応が高まります。
3,入れる曜日に気をつける
チラシを入れる曜日だけでも反応は変わります。
例えば、金曜日は他のチラシもたくさん入る傾向があります。
土日にキャンペーンをひらくためですね。
ですから、どんなに良いチラシを作ったとしてもそちらに
引っ張られてしまい、反応が取れなくなってしまうわけです。
これは地方によって傾向がずれるケースが多いので、
余裕があれば何度かテストをしてみることをオススメします。
テストすることが困難な場合は、火曜日、水曜日辺りに
入れるとライバルが少ないケースが多いので
反応も取りやすくなります。
4,Webとの連動を図る。
最初に書いたとおり、チラシを発見したらWebでチェックする
という流れは大きいです。
ですから、しっかりWebのホームページを作りこむことも
重要になります。
また、チラシからWebで検索してもらうことを
念頭にしたチラシもありです。
こうすると、指名検索が増えることでSEO対策にもなるんですね。
こういったテクニックを駆使しつつ、集客をしていきます。
どれもそうですが、今は単体よりも複数で集客をしていくパターン
が力を発揮していますのでまだやっていなければ
新聞折込チラシもやってみてくださいね。