スタッフ雇用は厳しい、、、
from:熊谷剛
僕は30名以上のスタッフを雇用しています。
僕の給料も含めると人件費は月に1000万円以上。
もちろん、この金額を支払う事に文句はなし。それだけ稼いでもらってますからね。
しかし、問題はその中身。
人間関係です。
雇用問題=人間関係問題
みたいなイメージを持っているのは僕だけ?
業績が上がれば上がる程、人間関係の問題は増えてきます。
そして、その発端になるのが金銭問題だったりします。
人間関係の問題を表面化しないポイントはきっかけを如何になくすかではないかと僕は思っています。
はっきりいって、人間関係のトラブルをなくす事は出来ません。
仲良くなればなるほど。。。
あなたに奥さんがいれば分かりますよね(苦笑)
だから、きっかけを作らない事とフォローを徹底的にやる事が人間関係の爆弾を爆発させないコツだと僕は思うのです。
この記事を書こうと思ったのはYahoo!ニュースに残業の事が書いてあったのです。
内容はこうです。
現代の若者に残業についてアンケートを実施。
その結果が過去最悪のものが、、、、
その結果とは、
「手当がもらえるからやってもよい」
と答えた若者が
69.4%と過去最高だったという。
しかし、反対に
「手当に関わらず仕事だからやる」
と答えた若者は23.7%だったというもの。
さぁ、あなたはどうでしょう?
日本人は仕事に対して非常に真面目。
全体的に職人気質なのかもしれません。
当然、僕たちの業界も残業なんて聞いた事がありません。
12時間労働なんて当たり前。
僕はそんな環境で育ってきました。
そして、少なからずそういった考えもあります。
しかし、その一方で独立してからはどうでしょうか?
これをやればもっと売上が上がるはず!
そして、もっと楽が出来るはず!
だから今は頑張ろう!
そう思ってやっている経営者が多いのではないでしょうか?
僕はずっと思ってきましたし、未だに思ってやっています。
”未来志向に注意せよ”
経営者は未来志向の考えを持っている人がとても多いと思います。
将来の為なら今現在の犠牲はいとわない。
そういった感じ。
こういう風に思うから、頑張れますよね。
でも、ちょっと待って。
それって、今回のデータにあったような
「手当がもらえるからやってもよい」
という意見と違いはあるだろうか?
経営者の立場から見ると、
こういった考え方は
「馬鹿じゃねーの?」
って思えるはず。
でも、社長の自分は?
僕はこの記事を読んでこう思ったのです。
スタッフにももっといい環境をつくらなきゃ。
と。
僕の周りには社長が沢山います。
しかし、社会全体的にみると社長は当然少ない。
自分はもっといい環境を手に入れようと思っているのに、社員には我慢しろという。
これでは絶対成功しないと僕は思うのです。
どうでしょうか?
もちろん、現実離れしている点もあります。
しかし、それを埋めていくのが社長の仕事では?
この業界はあまりにも雇用形態が悪すぎます。
僕も、働けば働く程給料が下がるという意味の分からない雇用のされ方をしてきました。
その結果、どんどん独立心は強くなってきました。
会社が大きくなるとスタッフの離脱が大きなリスクとなってきます。
特に治療院ならいっきにスタッフが辞め、近くに治療院を開院しお客様をごっそり持っていくなんて話を良く聞きます。
これも雇用形態がおかしい事が問題になってきていると僕は思っています。
逆に小さいうちからこういった事がないようなビジネスモデルを作る事が大切。
僕も経営者です。
治療院経営でこれが難しいのはわかります。
しかし、社保も本格的に義務化が始まる事が決定しています。
2年以内に完全に社保導入しなければ人は雇えなくなります。
僕のところは既に社保を導入しているから問題ありませんが、この制度が指導するとどれだけの会社が潰れるでしょう?
それほど負担は大きいですよね。
僕も毎月200万円以上をおさめています。
ちょっと散らかってきたのでまとめると、
人を雇うという事はお金がかかるということです。
当たり前ですが、給料の3倍以上の売上を構築出来なければ社保なんてつける事は不可能。
そして、そのビジネルモデルを構築しなければこの先ずっと働き続けなければ暮らせないという事だと思うのです。
治療院業界は60分2980円がベースになってきました。
しかし、この単価では満足のいく雇用形態を作る事が出来ません。
現在でもこのモデルは業務委託がほとんどですよね。
このパターンはこれからどんどん増える事でしょう。
そして沈没していく。
あなたはこの記事から何を思ったでしょうか?
まだ時間はあります。
今何をするかで未来は変わってきます。
僕は、、、
ちょくちょく色々なところに顔を出しているのでこんな話を振ってみてくださいね!
ガッチリ話し合いましょう!