人件費を上げる方法

熊谷剛 2014.08.22

from:熊谷剛

このメルマガを開いたあなたは疑問に思ったはず。

人件費を下げる方法じゃないの?

と。

いいえ、違います。

今回のテーマは人件費を上げる方法です。

僕はここ数ヶ月ずっと頭の中をぐるぐるしている事があります。

それは仕事の仕方。

会社経営は利益を如何に作り出すかがポイントです。

利益は売上から費用を引いた額面です。

費用とは売上を作る際に使ったコストですね。

如何にコストを低く抑えながら売上を上げる事が出来るかを常に社長は考えなければなりません。

また、長期にわたってビジネスを成功させる為にはスタッフの雇用条件も良くしていかなければなりません。

内部崩壊で潰れる会社もありますからね。

潰れなくても、スタッフが近くに出店し患者さんをごっそり持っていったなんて事も聞きますよね。

そうならない為にもスタッフの雇用環境を整える必要があるわけです。

といっても、この治療院業界というのは雇用環境が悪すぎる。。。

僕もそんな悪条件の元で成長してきました。

酷い時には働く度に給料が下がっていく。

意味が分かりません。

毎月給料が減っていくという、、、

説明してもらおうとしても意味が分からない回答がくるし。

それでも我慢するしかない。

しかし、今は競合店も増えてきているわけで雇用環境も以前より改善させなければ院運営も安定してきません。

利益を残しつつ雇用環境を良くするのって難しいですよね。

世の中では業績が悪くなった時に一番に削減するところといったら雇用です。

人件費を削る事で利益を確保しようとするんですね。

当然、固定費で大きいところが人件費な訳なので当然といえば当然。

でも、僕はこれ、おかしいと思うんです。

何かというと、仕事って何の為にするんでしょうか?

いろいろな意味がありますが、当然、自分の生活を豊かにするためですよね。

その給料の代わりに労働をする。

労働をするから顧客が喜びお金を払う。

こうなっているはず。

あなたも、なぜ働いているのでしょうか?

自分の生活を豊かにする為ですよね。

なのに、人件費を削減するという。。。

スタッフも自分の生活の質を高める為にあなたの元で働いているわけです。

そんな人件費を下げるって意味が分からない事だと思いませんか?

でも、これが普通になっている。

僕はそこで思ったのです。

人件費を増やせる様なビジネスモデルを作らないとダメなんじゃないか?

と。

労働環境を変える事は社長しか出来ません。

社長の仕事次第でスタッフの雇用条件が変わってしまいます。

だから僕はここ最近どうやったら人件費を増やす事が出来るのかという事を考えていました。

そして、ある一つの型をひもづけました。

それは、

売上の構成という型です。

売上は

マーケティング力 × 商品力

これで決まります。

これらは売上を上げていく方法とも言い換えられます。

そして、コストとして会計業務、顧客フォロー、スタッフ管理などの業務が加わってきます。

これらは完全にコストとなり、売上とこれらコストの差額が利益として計上されるわけです。

ここで気付いた事があるんです。

人件費ってどこで使っている?

という事。

ほとんどの会社では人件費を管理業務で使っている事が多いと思います。

それはコストとしての人件費の使い方。

これでは人件費が増えれば増える程利益を圧迫してしまいますよね。

だから、これは削減しなければならなくなってきます。

しかし、売上を作る商品力を上げる様な仕事やマーケティングの仕事だったらどうでしょうか?

人件費を使って売上を直接的に上げる事が出来る様になります。

すると、、、、

人を雇う=売上が上がり給料を出す事が出来る。

という構図が出来上がるわけです。

これに気付いた時、僕は社内の人の使い方を決めました。

僕の会社のスタッフの人件費のあり方。。。

それは、人件費=マーケティング力アップ 又は 商品力アップ

ここに集中させようと。

そして、コストとなる作業は外注に回そうと。

もちろん、外注費は増えます。

しかし、人件費を売上が上がる作業に転換する事が出来れば人件費を上回る売上を作り出す事は難しくありません。

そうする事で人件費をどんどん増やす事が出来る様になるわけですね。

さらに、そうすると社員の定着率アップ、モチベーションアップ、管理費ダウン。。。
計り知れないメリットが会社にもたらされると思ったのです。

そして、なによりお客様が健康になり、スタッフも喜ぶ。

こんないい状態ってないですよね。

こう考えると社長って仕事は楽しいなと思うんです。

そして、怖さも感じます。

払っている金額が同じでも売上を上げるのか下げるのかこんなちょっとの考え方の差で出てきてしまうなんて、、、

あなたは人件費についてどんな意味で支払っていますか?
または支払おうと思いますか?

これを考えてみるとまた違ったモデルが考えられるかもしれないので時間を取って考えてみてくださいね。

ps
人件費を安くする方法としては社内の教育に力を入れる方法もあります。

社員スタッフの能力を上げる事で2人増やさなければならないところを1人で抑えられる可能性があるわけです。

施術スタッフの教育はとても労力がかかりますよね。

僕のところではこのプログラムを新人に見せて教育していますよ。