治療院ビジネスの限界

熊谷剛 2013.11.15

from:熊谷剛

治療院を経営してみて、どうしようもない限界を感じています。

それは治療院は労働集約型ビジネスということ。

労働集約型とは労働力に対する依存度が高い事をいいます。

僕たちのビジネススタイルは患者さんがきたら必ず誰かが対応しなければなりませんよね。
こういったモデルが労働集約型ってモデルです。

このモデルの良いところは、患者さんへの影響力が高くなるのでリピートがとりやすいという事です。
僕たち治療院でリピートがとれないという事は致命的ですよね。

やはり人間は顔を見てコミュニケーションをとると安心出来るんですよね。

この安心感が最大のポイント。
安心から信頼へ変化しファンになっていく訳です。

こういった事がしやすいのが治療院ビジネスの特徴ともいえるのではないでしょうか。

しかし、反対に限界もあります。
それは必ず人が対応しなければならない事。

良い点と悪い点がまさにコインの裏表として存在しているんですね。

だから、売上をあげようと思えば
単価を上げるか時間を短くするしかないんですね。

でも、時間を短くしようとすればコミュニケーションが難しくなる。。。

なかなか厳しいですね。

僕が最近というか、前からこのモデルに打開策がないか模索していました。
そして、最近とても良いアイディアを思いつきました。

そのきっかけをくれたのが、けんこうラボ改め”治療家リッチ”のライターである石水先生です。
彼は僕よりも年下ですが、多くの治療院を運営しています。

しかも、整骨院に特化した勉強会も大阪で開催しています。

中々のやり手。

そんな彼にインタビューした際に僕も圧倒された内容があります。
それは紹介の話。

紹介は作るもの。

そう彼は語っていました。

良い施術をすれば勝手に紹介は起こるものと思いがちですが、実はそうではなかったのですね。

良い施術をして紹介が増えているという先生のところに見学に行かせてもらっても、実はそうではない事が分かります。
その先生は何もしていないと思っていてもナチュラルにしているんです。

何をしているかというと、それは石水先生が言う集約型と拡散型の情報提供。

集約型とは来院した患者さんに他にも治す事が出来る症状をお伝えする事。
意外にも、患者さんは自分以外の症状が治せるとは思っていない事も多いんですね。

僕も整骨院で働いている時、ある患者さんが突然来なくなり、ひょっこり現れた時に聞いた事があります。

「どうしたんですか?」

「あ、転んで捻挫したので整形外科に行ってたんですよ。」

はぁーーー?????

うちでも診れますけど、、、、
しかも、整形外科よりも早く治せますけど、、、

「あ、そうだったんですか?てっきり、ここは腰をよくするところだと思ってました。」

泣。。。。

意外にも患者さんは整体院、整骨院、鍼灸院が何をするところか分からずに来院しています。
これをしっかり教えてあげる事で自分以外にも悩んでいる人も来る価値がある事を教えます。

そうする事で口コミの題材が増える訳ですね。

もう一つの拡散型とは
簡単に出来る肩こり対策等を教え、患者さんを先生にしてあげるという事。

先生になると周りの人にやってみたくなりますよね。

すると、やられた方としては自分にある問題を知る事になります。
問題を抱えている事に気づくとなんとかしたくなるもの。

よく、患者さんは美容師さんに「肩こってますね!」っていわれるんですよね。
っていいますよね。

こういう事がきっかけになって来院したりする訳です。
こういった、きっかけを作ってあげる事が口コミには必要な訳です。

僕はこの話を聞いてひらめきました。

治療院で教室を開いて『先生』を増殖させよう。
そして、その先生達では対処出来ない人たちを連れてきてもらおうと。

そこで物販等も出来る様な仕組みを提供する事で労働集約型の最大の問題点である接客時間を減らす事が出来る様になると気づいてしまいました。

まだ、これから行う事なので深くは話せませんが、今回のメルマガで労働集約型というビジネス体系である事を認識してもらい、このモデルの良いところと悪いところを見直してみてもらいたいなと思います。

良い悪いではなく、そういった特性を持っているという事です。

しかし、この悪い点が売上を妨げている原因になってきますのであなたもこの問題への対策をとる事で、あなたが働かなくても売上が上がっていくという状態を作る事が可能になる事を頭に入れておいてみてください。

きっといつか、アイディアがふってくると思いますよ。