税務署がやってきた!No2
from:熊谷剛
次回に引き続き、税務調査対策についてシェアしていこうと思います。
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税務調査で絶対見られるポイント
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1,現金売上
2,親族への給料
前回は
1,現金売上
について解説していきました。
まぁ、恐ろしいこと、、、
今回の税務調査が終わって新たに調整しようと思いました。
そして、これからはもっと現金のやりとりを減らそうとも思いました。
人を雇うときは絶対に注意したいですね。
まだ見ていない人は前回のメルマガをチェックしてくださいね。
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今日は
2,親族への給料
についてです。
これは奥さんとか親、親戚なども含まれます。
更には会社を複数経営している場合、または株主になっている場合はその会社間の取引も対象になります。
これは売上よりもダメージは少ないかもしれませんが、税務官が必ず目を通すポイントなので対策をしておいたほうがいいところです。
売上が上がると給与の分配に悩む時期が来ると思います。
個人所得は累進課税。
ある程度の所得まで行くと法人税のほうが安くなります。
大体、年収1,500万円くらいがボーダーだと言われていますね。
すると、実際は働いていない奥さんを社員として登録し給料を出します。
家計は一緒なわけですから、所得税対策になるわけですね。
個人の年収3000万より二人で3000万円の方が節税になるってことです。
しかし、これが問題。
実際に仕事をしていれば問題はないのですが、仕事をしないでこの様な処理にすると税務官からチェックが入ります。
ポイントは本当に仕事をしているのかどうかを見える化しているかどうか。
見える化とは例えば、
・組織図に名前が入っている。
・日報がある。
・会社に席がある。
・出勤簿がある。
このような内容です。
また、その給料が妥当化などのチェックも入ります。
対策としては社員としての給与ではなく、役員報酬にしてしまう事。
これは税務官から直接言われたので確実です。
役員報酬は労働の対価としての給与ではありません。
だから、労働が無くても税務署からは何も突っ込めません。
こういった細かな点でも指摘されます。
また、経費の使い方ですが、
中小企業だと子どもと一緒に行った食事などを指摘されることもあるそうです。
「それ、仕事じゃないでしょ?」
ってことです。
また、家の近くのお店の領収書もチェックが入る点だそうです。
やたらと家の近くの領収書があると、それは家族で行ってるんじゃないのとツッコミを入れるそうですよ。
対策としては誰といったのかを領収書の裏に書いておくことが大切とのこと。
こういった細かな点も、一つ一つは小さなことですが、数年分となるとかなり大きな金額になります。
税務調査は最大7年逆上りますから、7年分って強烈です。
あと、今、税務官がチェックするものといえばブログやフェイスブック。
写真には気をつけた方がいいとのこと。
なぜなら、
プライベートなことを書いていると、それと領収書を見比べ仕事ではないものという判定がくだされることがあるそうです。
車なども普通は経費計上が認められるわけですが、売上に対して高級車を乗っていたりすると、
「売上をちょろまかしているんじゃないの?」
と突っ込むそうです。
時計もそうです。
基本的に僕達の仕事では時計は経費にできません。
それを
「時計買いました!」
みたいな投稿をしているのをチェックされると、、、、
領収書は絶対却下というわけ。
領収書は詳細が書いてありませんが、大体の価格でわかりますからね。
こういった事って知らず知らずにやってしまいそうですよね。
僕もメルマガを配信していたり、フェイスブックをしていたりするので気をつけようと思いました(苦笑)
今回の税務調査ではほぼ問題なく終わりましたが、指摘もされました。
その分は現在は問題なくても今後問題になりそうだったので直ちに修正。
こうしておくと、次の税務調査にはびっくりすること無く対応することが出来ます。
税務調査をすごくビビっている社長さんもいるけど、ビビりながら会社の経営をしていたらアクセルを踏むことは出来ません。
できるだけ、税金への憎悪はわからなくもないですがそれ以上にネガティブな思考が会社の経営を邪魔してしまう事が僕は嫌なんです。
行動は思考から始まります。
だから、重要なのは常にどういう思考、精神状態でいられるかだと思うんです。
税金は逃れることは出来ません。
やろうとすれば、現金がなくなります。
そして、上昇志向の思考もなくなります。
税金は日本というマーケットを作ってくれた成果報酬だと思ってポジティブ思考で対応すると税務官も優しく接してくれます(笑)
今回、直接、ズカズカと税務官に聞いた内容なので本よりも正確な情報です(笑)
是非参考にしてくださいね!
p.s.
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どんどん買って自分に投資するのが最大の節税だと思いました。
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