胃が痛い人へ施術法

熊谷剛 2013.11.01

from:熊谷剛

うちでは毎週火曜日に勉強会を開催している。

以前は外部の先生も参加可能だったけど今はお断りしている。

疲労回復協会やけんこうラボでやってますからね。

完全に社内の勉強会。

その勉強会はケーススタディを1例あげてもらい僕が答えるものが30分と技術練習が30分。

で、今回上がったケースが

「胃が痛い人への施術」

って例。

さぁ、どんな施術をすれば改善されるのでしょうか??

答えは・・・・

ありません。

はっきり言って分かりません。

なぜかというと、
一言で胃が痛いと言ってもどこを施術するかはまちまちなんです。

もちろんチェックすべきポイントはあります。

そのポイントは中部胸椎。

特に胸椎5番付近は胃との関連性が強いのでチェックすべきポイントです。

しかし、問題はなぜそこがおかしくなっているのか。

ということ。

ほとんどの治療家は

『どのように施術するか』

を知りたがります。

しかし、施術で重要な点は

『どこをやるか』

そして、

『なぜやるのか』

という事。

施術の効果がでない時はこれが間違っているんです。

そして、今回の胃痛の患者さんへの施術も僕がチェックする点としては

・年齢
・家族構成
・生活スタイル
・性別
・既往歴

など。

当然と言えば当然ですが

これをしっかり読み取らなければなりません。

一般的にも問診で聞いているかもしれませんが
これがどんな意味を持っているか意識している人は少ないはず。

僕はこんな情報から

「なぜ胃が痛くならなくてはいけないのか?」

という事を中心に読み解いていきます。

すると、
施術をする事がベストではない事が出てくる事も多いのです。

治療家は何でも施術で改善させようとします。

しかし、
なぜその症状が起こっているのかを知ると

じつは、その体の不調を改善するベストな方法を患者さんに提供する事が出来る様になります。

一度、考えてもらいたいのです。

患者さんはなぜ治療院に来院するのでしょうか?

症状を改善させたいからですよね。

施術を受けたい訳ではありませんよね?

治療院に来る理由

これを治療家は履き替えているのではないかと僕は思うのです。

患者さんの目的は自分の症状を改善させる事。
施術を受ける事ではないのです。

だから、治療家のやるべき事は施術ではなく患者さんの体が最短で回復する状態をアドバイスする事だと思うのです。

そして、その1つの方法として施術があるのではないでしょうか?

だから、僕は施術ありきの問診に疑問を感じています。
僕が問診する時にはどうやるかではなく、なぜそこが悪くなったのか。

それを改善させる方法は何なのか?

施術を行う場合はどこを調整すれば良いのか?

こういった事を読み取る為の問診を行います。

すると、施術だけでなく病院でみてもらう事がベストの事もありますし睡眠を取ってもらう事だったり、仕事を休んでもらう事だったりもする事があります。

中には家族との関係性を改善させる事が症状を改善させる最善の方法だったりもすると思います。

こういった可能性を潰さず、その原因に対して最前の方法をアドバイス出来る治療家がプロなんじゃないかと思うのです。

勉強をすれば勉強する程、治療家としての視野が狭くなってしまいがちです。

一時的にはいいでしょう。

しかし、一旦患者さんの前にたつ時には広い視野で、時には自分の施術を否定するくらいの考えを持ってほしいと僕は思います。

僕も未だに施術だけでどんな病気も治してやる!

と思って勉強をしています。

しかし、患者さんは”今”苦しんでいる訳です。

そんな患者さんへ自分が出来るベストの改善方法を提供していきたいと僕は思います。

その結果、患者さんが来院しなくても良いと思っています。

患者さんが良くなるのであれば。
そうすると信頼が上がり自ずと患者さんは増えるものです。

自分都合で考えずに患者さん目線で考えてみてください。
すると、どんなアドバイスが嬉しいのかが見えてくると思います。

よく僕が言っている事ですが

広い視野で病気から健康までを患者さんに提供出来るのは僕たち治療家だけではないかと思うのです。

医者は病気の専門家。
法律でも縛られているし保険の範囲内でしかほとんど治療が行えません。

僕たちは自由です。
この自由をはき違えず、患者さんの疾患を改善させその先にある健康へ導いてあげられる治療家が増える事を切に願います。

ps
今月11月は第2期のけんこうラボの会員募集を行う予定です。

疲労回復協会に所属している先生が優先ですが、枠が余れば一般募集もしようと思っています。
技術だけでなく経営のサポートも強力にしています。

単月50万円以上も売上を加入後翌月にたたき出した先生もいます。

募集がされたらすぐ申し込んでくださいね。
今回もきっと期限前に打ち切りになってしまうと思います、、、