空気を変える

中野光典 2015.03.21

From 中野光典

月に一度の沖縄出張の機内より
治療家リッチの中野です。

今日の沖縄飛行機は
満席でした。

なんでだろう!
と機内後方を見ると
学生さんの御一行

そうだ!
この時期は修学旅行の時期

昨年も、この時期は
エアーチケットが取れなくて、
日程調整に困ったのを
思い出しました。

今回も、席の指定が
なかなか良い場所が
空いてなくて

いつもの席は取れませんでした。

僕のお気に入りの席は
前方エリアの一番後ろが
好きなんですよね。

これには理由があり

その直ぐ横には、
CAさんがいるんです(笑)

CAさんて綺麗で最高ですもんね!!!

そんな話でなくて!
その席が好きなのは、
後ろからの雑音が無く
集中できることです。

この、メルマガも
そんな時に書いてます。

普段は、気がつくと
他の事をやっていたり

電話が掛かってきて
業務が止まったり、

多くの誘惑がありますが

この2時間のフライトの間は、
普段できない業務が集中できるんです。

適度な空間で、
全く自分とは関係のない人達が
各々のやりたいことをやっている。

図書館の様に凄く静かな中で
集中できる人もいれば、

僕の様に、適度な雑音がある方が良い!
と感じる人もいると思います。

以前、検証番組を観ていた時に
同じ人が図書館と喫茶店で
暗記は、どちらが効率が良いか
をやっていましたが、

やかまし過ぎるのはダメですが、
少し音が合った方が集中力は
あがるらしいです。

図書館の様に、シーンとしていると
自分も息を殺したり、
物を動かすのに気を使って
かえって集中できないらしいです。

確かに、飛行機の空間と
気にならないくらいの
エンジン音、

周りもギャーギャーうるさすぎる事もない

CAさんの近くが良いのは

サービスが見易いという事です。

前回も書きましたが、

気配りや、お客さんとの対応を見ていると
自分の院での振る舞いに、

何かヒントがないか!
そんなことを考える様になりました。

もともとは、そんな考えで 
その席を取った訳では
無かったんですけどね。

皆さんも、ご存知の熊谷先生も
良く言っていますが

『セミナーを
 全て吸収しようとするのでなく
 一つで良いから、何か得て帰る
 気持ちが大切』

こんな言葉を、会った事がある方は
聞いたこと無いですか?!

それを聞いてから

何か一つは、機内の最高なサービスの
ヒントをパクって帰ろうと
思うようになりました。

それを見るのに最適な席

それが、この前方エリアの一番後ろ
だったんです。

今回は、その席は取れなかったんですが

修学旅行の生徒さんが多く、
その対応を見ることができて
参考になりました。

皆さんの参考になるかわからないですが
シェアしたいと思います。

それは、うるさくなる前に対応する!
学生はうるさいですよね!!!
決めつけはいけないですが...

離陸直後の
オ!から始まり
飛んだ!

こんなのに
付き合って2時間を過ごさないと
いけないのかと思うとゾッとする。

幸先が悪いな
と思ってスタートしました。

離陸してしばらくして
上空で安定した時から
CAさん達が動き始めました。

その動作を見ていると

学生がバタバタし始めると
直ぐに近くに行き、
何かを話しているんです。

初めは静かにしてください!
的な事を言っているのかと
思いましたが、何か違う感じがして

その CAさんを見ていると
写真を撮る話をしている感じでした。

学生がうるさくなりかけると、
また話しかける

トイレに行きながら、
どんな対応をしているのか見ていると
話題を変える事をしていたんです。

学生の話しが少し盛り上がってくると

CAさんが

『記念に写真撮りましょうか?!』
『気分は大丈夫ですか?!』
『楽しんでますか?!』

こんな会話をして、その学生たちの
雰囲気を壊さずに空気を変えていたんです。

一番後ろのトイレから前を見ると

前方のCAさんの人数と
後方の人数にも違いが

CAさん同士の仕草を見ていると

アイコンタクトやゼスチャーで
うるさくなりそうなところに
配置を変えているんですよ!

びっくりじゃないですか?!

こんなに気を使うんだと思い
一人のCAさんが、僕の目の前を
通り過ぎようとした時に


『すみません、マメに話しかけたり
 良く動きますね!』
CAさん
『学生さん達は
 初めて飛行機に乗る方もいますので
 放っておくと盛り上がって
 しまうんですよね。
 
 他のお客様の旅も
 最高の旅にしたいと思いますので(笑)』

実際、学生はうるさくならず、
席を立つことは無く、
嫌なストレスは感じずに

2時間が経ちました。

今回、僕が気が付いた事は
タイトルにも書きましたが

《 空気を変える 》

話をそこで止めたり注意すると
余計にうるさくなったり、
反発するのが

タイミングをズラしたり
焦点を少し変えるだけで
気分を悪くせずに上手く収まる事を!!!

これは患者さんとの関係も同じだと思います。

ほとんどの患者さんは

・一回で治りますか?
・痛みが変わらないんですが...

こんな事、一度は言われたことありますよね。

僕はこんな事は毎日でした。

この会話になると、自分もイライラして
気がつくと対立関係になり
嫌な空気になるんですよね。

そんな時に、患者さんの会話に

相槌を打ちながら、
自分の話したい方向にゆっくりと
違和感なく誘導していくと
対立せずに話をゴールの方に
向けることができます。

僕と同じで、対立型の先生方は
一度試してみてください。

PS
集中し過ぎると広い視野がなくなり
すぐ、横にあるものすら
目に入らなくなります。

一呼吸して、少しぼんやりみる
のも大切だと思います。