人は感動を忘れる

中野光典 2015.10.01

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from 中野光典

おはようございます
治療家リッチの中野です。

患者さんは初めて来院して来た理由を忘れる?!
皆さんも経験したことがあると思いますが
自分が初めて行動しようと思ったときの気持ちと

その行動を起こした時と今の気持ちは同じですか?
おそらくその時の気持ちをそのまま覚えている方は
殆どいないと思います

人は必ず忘れていく生き物ですからそれが普通と
思われがちですが、その時の思いと
帰る時の感動は忘れてしまっては困るものです

数回はその時の気持ちは覚えているものですが
回数を重ねて行くと殆どが忘れてしまうものです
感情が少なくなり、忘れて行くとどうなるか?
その結末は皆さんもわかると思いますが

リピートしなくなったり、キャンセルがおこります
こちらが意図的に卒業させるのと患者さんから
離れて行くのは全く別物です

自分は施術をする側なので初めの症状から
現在までの事は覚えていると思いますが
殆どの患者さんは忘れています

そう言うものです
そう思っていないといけないと思います

ではその初めの感情を忘れさせないためには?!
人は忘れる生き物、忘れなくするためには
先生方がその時の患者さんの気持ちを覚えておく事です

その時の患者さんが言った言葉を
そのままんまカルテなどにメモをしておいて
その言葉を患者さんが言った言葉で伝える事です

例えば、患者さんが
「腰の痛みがここ1ヶ月間とれないんです、近くの整体院と
マッサージにも行きましたし他にも針を勧められて
2回程は行きました、病院に行こうと思ったんですが
仲がいい友達に先生を紹介されて1度だけ試そうと思いまして」

こんな感じの言葉を患者さんが話されたら
そのまんまを患者さんに伝えます

その言葉は自分が考えて口にした言葉なので
その時の状況を思い出しやすくなります

患者さんが「そんな事、私がいったんですね」
って言いながら「そう言えばそんな事ありましたねー」
って感じで自分からその時の状況を思い出し始めます

患者さんが思い出して話をして行くので
それに対して相槌を打っていれば大抵はうまく行きます
行動をした時の感情を常に思いだしてもらうのが

患者さんと長い付き合いをしていく
上で大切だと思います
無理やり施術者側の思いだけで

リピートを考えてもそこに患者さんの気持ちが
ない限り良い関係性は保てないものです
双方がストレスのないように付き合うのが
長続きする秘訣だと思います

今回皆さんにお伝えしたい事は
リピートには良い関係性が大切で

その関係性には
・来院しようと思った時の感情
・行動しようと思った時の経緯
・来院後の感情
これらを思い出させる事が重要だと思います
忘れさせないではなくて、思い出す

相手の脳を使う事がポイントです
ではまた第1木曜の朝に会いましょう。