おばちゃん店員に学ぶ繁盛の極意②

上野淳 2014.02.18

from上野淳

先日久しぶりに、
僕の実家の栃木県氏家町まで
電車で移動する機会がありました。

このメルマガでも度々書いてますが、
僕は基本的にカーキチなので(笑
実家への往復はもっぱら車なのですが、、

ウチのは人間で言えば
壮年期後半な車齢ゆえ。。

入退院を繰り返してまして…泣

とまあ、それはさておき
僕には鈍行電車で帰るときの
密かな楽しみがあります。

それは、
「立ち食いうどん」!

そう。
よくエキナカにある
おっさん御用達の笑、あれですね。

…お前も
もう充分なおっさんやんけ!
という僕へのツッコミは置いといて。。

僕の地元の東北本線宇都宮駅。

ここには駅のホーム内に
立ち食いそば屋があります。

東京と違って
乗り換え20分30分待ちなんてのも
珍しくないので、

駅のホーム内にも
立ち食いそば屋があるんですね。

高校生のときも
電車通学でしたから

この「野州そば」さん
にはとてもお世話になったんです。

電車と自転車で片道1時間以上かかる通学、、
どんだけ食べてもお腹が空く高校生にとって、
間にある立ち食いは本当にありがたい!

そんな高校生時代を思い出し、
宇都宮駅乗り換えのときは、
どうしてもここが恋しくなるわけです。

あの、
ぼそぼそのうどんと…
ばっさばさな天ぷらのマリアージュ!

そして、
愛想の無いおばちゃんと
車内持ち込み用のプラ容器!

ひさしぶりにわくわくしながら
立ち寄ってみました。

うんうん
店構えは変わってないね。

おばちゃーん
天ぷらうどんひとつ、、って
あれ?食券機になってる。
しかもPASMOで払える。。。

なんてハイカラな!
(※注:ここは東京ではありません)

はい、
おばちゃん天ぷらのうどんね。

そうそうこのスピード…
あれ?見た目も綺麗に…
今は持ち込みプラ容器じゃないのね。。

いただきまーす。

美味いですやん!!

…あ、いや
昔も美味かったんですよ。
当時の腹減かせた高校生の味覚とはいえ。

でもあの
ぼそぼそでばっさばさな感じを知る者としては…
想像以上の「進化」にびっくりしてしまいました。

たとえるなら
駄菓子屋でプレミアムスイーツを
電子マネーでお支払いする、というような、、

とうとう立ち食いにも時代の変化の波が…
と妙に感慨深くなってしまいました。

そんなことを考えながら食べていたもんで
ついつい、、

「美味しくなったね~~」

とおばちゃん(お姉さん?笑)
に話しかけてしまいました。

そこでおばちゃん一言。

「そりゃあたしが作ってるからね!」

おおーー
かっこいいーーー

あの愛想の全く無かった
野州そばのおばちゃんが笑
粋なこと言うねぇ~~

ここでも時代の「変化」を感じてしまいました。

【「進化」と「変化」と「粋」】

よく

「伝統の○○」
「創業当時から変わらぬ味を~」
「100年続く伝統の技を~」

なんてコピーが巷にあふれていますね。
それを「ただ」真に受けてか、、

・いや、これがウチの伝統ですから!
・やり方を変えるつもりはありません!
・別に新しいことなんかとりいれる必要ないし…
・なんでそんなにセミナーばっかり行ってるの?
・教科書にはこう書いてあるんですが?
・ウチはこういうやり方をずっとしてきたので。

こんなことを言ってる人を
よく見かけます。

いや、それが悪いって
言うつもりではありません。

【お客様の視点に立って】

ステイすることで
相手とWinWinになる

そう判断したのなら、
ステイすることはむしろ英断だと思います。

でももし、
あなた自身の都合で、
ステイを選択しているなら

それは「下がり目」への入口だと
自覚することです。

あの長い伝統を持つ「とらや」のようかんでさえ、

こっちが創業以来変わらぬ味を期待してしまいそうな
「とらやのようかん」ですら、

常に味を変化させているそうです。

なぜなら、
白米すら無かった時代の「美味しい」、
バナナが日本に入ってきた当時の「美味しい」、
ショートケーキが入ってきた頃の「美味しい」、
今の時代の「美味しい」、、

これらは同じ美味しいでも
全くの別物だからです。

とらやが唯一、守り続けている伝統、
それは

【お客様の「美味しい」】

そのためには時代に合わせて
「美味しい」を届けるべく変化し続けること。
それがとらやのあるべき姿なんだそうです。

僕たち整体業界はどうでしょう?

患者さんの身体は昔と今でどう違う?
患者さんが食べている物はどう違う?
取り巻く環境はどう違う?
お金の払い方はどう変わった?
乗り物は?
身につける物は?
家族構成は?

僕たちが守り続けなきゃいけないものは?
逆に変えていかなければ行けないものは??

自分のやり方?
技術?
知識?哲学?
院のメニュー?
配置?
場所?
料金?

大切なことは

【患者さんにとっての何を守り続けるか?】。
【患者さんをとりまく環境の変化を自覚すること】。

そして自分自身においては

【変化を怖れないこと】。
【進化し続けること】。

栃木の田舎の
立ち食いそば屋ですら、
進化し、変化に柔軟に対応し続けています。

どう進化するべきか?
どう変化に対応するべきか?

そして
あなたが守り続けなければいけないものはなにか?

あなたはどう?

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PS
ここも常に進化・変化し続けていますよ。

もちろん守り続けているのは
会員さんが「結果を出せる」内容であること。

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PPS
そしてこれもまたマーケティング?

とかくマーケティングとか、
カードとかITとか、、

重要なのはわかるんだけど
なんだか人間味が無い気がしてねぇ…
僕はもっと患者さんに寄り添ったような
仕事がしたいんです。。


こんな方も中にはいますよね。
うーーん。わからなくもないです。
僕もそっち側の人間でしたし笑

でも、
今回僕はこのおばちゃん店員と話して

「粋だなー」
「かっこいいなーー」
「また来よう!」

と思いました。
ハイテクなPASMOでお支払いしていても笑

これまでの
【IQ・IT】の時代から、
【IKYO】の時代へ。。

あなたの「粋」と「愛嬌」が
マーケティングやITにも
きっと必要になります。

なぜなら最後の最後、
相手を揺さぶるのは、やっぱり感情!

小粋に行きましょう!!

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