すっぴんでファンを獲得する

上野淳 2014.06.03

from上野淳

みなさんは
「ゴールデンボンバー」っていうバンド、
知ってます?

とくに若い女性に
高い人気を誇る、
「ビジュアル系」バンドなんですが、、

紅白なんかにも出てたので、
ご存知の方も多いですよね。

このゴールデンボンバーというアーティスト、
バンドはバンドでも
「エアー」バンド。

つまり楽器を演奏しないという変わったバンドです。

僕は実はこの
通称「金爆」の隠れファンです。



いや、決して
ファンに若い女性が多いからではないですよ(汗
若いコとの話のネタになるから、、
とかではないですよ(汗汗
忘年会で踊ったりもしてないです(笑

このゴールデンボンバー、
音楽やっているのに
楽器を演奏しない、、

そんなイメージがあったので
ふざけた人たちなのかな?
なんて最初は思っていたのですが、

最近この金爆ファンの方と話すことがあったり
ライブDVDを見せてもらったりするうちに、
色々気づきがあったので、それをシェアしたいと思います。

まずこのゴールデンボンバー、
とってもコアなファンの子達が多い。

それも、
ただ「かっこいーー」とか
「音楽が良い」とか、

今までのバンドマン達のファンとは
ちょっと毛色が違う感じ。

事実その金爆ファンの子も
もともとライヴに行ったり、
誰かのファンクラブに入ったり、
そういったことはしたことないそう。

じゃあ始まりはなに?
と聞いたら、

「YouTubeでライブをみて、行きたくなった」
「ライブが今まで行ったものと全く違ってたので…」

とのこと。

彼らのライブ、
ちょっと独特。

結構な頻度で曲の前に
「寸劇」
的なものが入ったりする。

いってしまえば
ライブ全体も寸劇みたいな感じ?

曲中も、
バンドメンバーは
踊ったり変装したり、、
「観客を楽しませる」ことに徹する。

曲自体も、
それぞれテーマがあって、
それで観客を飽きさせない。
森永アイスボックスのための曲があったりね(笑

曲を聴かせる、のではなく
「観客を楽しませるために曲を使う」バンド。

事実ライブ映像を見ると、、
これは確かに演奏してるヒマないな。。
っていうくらい踊ったり動きまわってる(笑

さらにカッコ良さが命のビジュアル系なのに、
すっぴん姿を公開したり…
ガチャピンの着ぐるみで海に飛び込んだり(笑

うーーーーん
新しい!!!

【ただのマッサージ屋でいいの??】

このファンの子の話で印象的だったのが、

「たぶんずーっと金爆だけはファンでいると思う」

という一言。

なんで?と聞いたら

「曲もいいし、人も良いし、
自分たちが楽しいと思うことに、
なによりファンを楽しませることに
これだけ全力な人たちは応援したくなる」

「良い曲作るバンドはいっぱいあるし
カッコいい人はたくさんいるけど、
そういうバンドやライブにはもう飽きた」

とのこと。


この話、耳が痛くありませんか?

良いモノ、
良い曲、
良い施術、、

ただカッコいい、
ただ優しい、
ただのマッサージ、、

ただ良い、、
そういったものが
「ウケる」

そういった時代は
終わりを告げているような気がします。

良い曲を、
良い歌詞を、、、

それを追い求めて
いなくなる歌手が数多いるように、

より良い施術、
上手なマッサージ、、

そういったもの「だけ」を
追い求めていけば、どうなるでしょう?

このゴールデンボンバー、
実はとっても良い曲が多いです。
そして多彩多才。

曲だけでも充分勝負出来るでしょう。

でも彼らは、
「曲」
の意味を、

「音楽」から
「エンターテイメント」とへとシフトしています。

つまりあなたが
今やってることはなんなのか?

その意味を
もう一度捉え直してみること。

良い物や良い曲
良い施術を提供する、
これはまず、当たり前。

その上で、あなたが今やっていることは、
ただの施術?
ただのマッサージ??

ただ症状を良くすれば良いの?
ただ気持ちよくなってもらえば良いの??

あなたは自分の仕事をなんと説明する?
マッサージ師?
鍼灸師??
柔整師???

それがあなたを覆っている「箱」です。

ゴールデンボンバーは
「ビジュアル系バンド」という箱を
とっぱらったったことで、

これまでビジュアル系にはいなかったファン層や、
事実ファンは老若男女幅広いそう!
さらにこれだけコアなファンも獲得してますね。

あなたにもこんな
「一生ついていきます!」
みたいなコアなファンがいたら、嬉しくないですか?

あなたの容姿や
マッサージの強さ、
そういった加齢とともに減退する能力に関係なく、

どこまでもついて行きます!
そんなことを言ってくれるファンがいたら
嬉しいですよね。

もちろんゴッドハンド的な技術で!
バンドでいえば素晴らしい楽曲で!
そういったファンをつかむ!

それもひとつの道でしょう。

でも良いモノは
そう簡単に作れません。
そう簡単に身に付きませんよね。

ならばどうするか?

ゴールデンボンバーは
バンドメンバーという限られたリソースを
「さらに良い演奏を」ではなく
「観客を楽しませる」方向に投資しました。

それは曲を「音楽」としてだけではなく
「エンターテイメント」として捉えているからに思えます。

また顔やメイクが命のビジュアル系なのに
すっぴんやメイク風景をさらけ出すことで、
新たなファン層を開拓し、
さらに既存のファンのコア化を達成しています。

あなたは自分のセルフイメージを
どう捉えていますか?

ただのマッサージ師?
整体師??

それとも、、
「患者さんに人生を楽しんで貰うための究極のエンターテイナー」
「あらゆる健康面のケアを担当する専属セラピスト」

もしこんなイメージや覚悟を持って
患者さんに接してみたら、、
どうなっていきそう?

さあ、
どっちが患者さんのために
してあげられそうなことが多い??

喜んでもらえそうな確率が高い??

あなたの立ち位置が
コアなファンを作れるかどうか
にかかっていますよ。

さあ、
パーソナルな部分をどれだけさらけだせる?
そろそろ「奥ゆかしい」のはやめてみません??

さあ、
すっぴんをさらけ出してみない?笑

さあ、
ただのマッサージ屋というセルフイメージの箱を
とっぱらってみない??

たとえいまのままでも
患者さんのために出来ること、
もっともっとたくさんあるはずですよ。

PS
「良い施術」はこれからの時代当たり前。

そこに自信が持て無いのなら
まずはここからはじめてみましょう。