チャイナ・ショック

上野淳 2014.07.29

from上野淳

先日二泊ほど上海に
出張してきました。

目的は「検品」。

けんこうラボで取り扱っている
まくらの仕上がりをチェックするためです。

…遊びだろって??

いやいやちゃんと仕事で
行ってたんですよ!(笑

このまくら、
おかげさまで特許も取れ、、
ご好評につき、
生産が追いつかなくなってきたので、

とうとう中国でも生産することに
なりました!
嬉しい悲鳴です。

ですが、
中国製、ということで
一般的には「不安」もありますよね。

なんとなく、
「メイドinチャイナ<日本製」
のイメージをみなさん持たれていると思います。

僕もその1人。

決まったときは、
「えー、、大丈夫か、、」
って内心思ってました(苦笑

でも、
実際検品に行ってびっくり。。

想像以上に
中国の方は真剣に真面目な
「ものづくり」をしていました。

【想いを込める】

このまくらは、
製造過程でウチと中国工場の他に
日本と中国の企業が二社、
間に入ってくれています。

僕らは
「ものづくり」
に関しては素人なので、

現地の工場ほか、
繊維関係のものづくりの日本人プロと、
日本と中国をつなぐプロの中国人社長、
2人の社長さんと一緒に作っているんです。

この2人、
ものづくりに関して、
一切妥協を許さない。

製造過程は細かく細かくチェックし、
言われた通りのものを作れる様、
念入りに念入りに打ち合わせる。

日本人の求めるクオリティになる様、
日本製のクオリティ高さのノウハウを伝えるため、
現地の中国工場に中国人社長自ら何度も脚を運び、
こちらの意図やノウハウを伝える。

現地中国人スタッフは、
何も言われなければ自分ごとで動く。

最小限の力で適当に作る(こともある)。
これは中国人の気質らしい。。

「言われなければ、無駄なことはやらない」だけ。
うん、極めて合理的。。

つまり、
「中国製だから質が低い」のではなく、
「質を高めるような依頼の仕方や検品」
をしていないだけなのだ。

今回、発注したまくらには
ちょっとした製造不良があったのですが、

最初は、
「そんなの客は誰も気にならないだろう」
という空気。

でも、、

「お客さんにとっての最善はなに?」
「それはお客さんのためを想ったらどうなのか?」

をしっかり現地の工場の社長さん
&中国人スタッフに落としてくれた結果、
彼らの行動とやる気は迅速でした。

発注した二千数百のまくらを全て、
対応。やり直し。
クレーム対策用の完全品も、準備。

そして納期はたった一日遅らせただけ。。

もちろん納期が遅れたことは、
ウチとしては問題なんだけれど、

このスピード感、
この仕事に対するどん欲さ、
下手なもの作ったら次は無いかもしれない、、、
だから良いモノ、しっかりしたモノを作るぞ、
という気概。迫力。

当然徹夜したんだろうな、、
39度近い真夏のクーラーの無い工場です。



ぶっ叩かれた気分でした。

ここまで、
仕事に気合い、
入ってたか?

施術に対して、
想いをのせていたか??

これを逃したら、
もう仕事は貰えないかもしれない、、

ごはんが食べられなくなるかもしれない、、

だから今出来る限りの最善を尽くす!
言われた「以上」のモノを作る!
お客様にとっての最善を考えてモノを作る!

昔の日本人は
きっとそんな想いで
仕事をしていたのでしょう。

だから、
世界に誇れるような経済大国に、
ものづくりの国に、なれたんだと思います。

でも、
いまの日本人から
そんな気迫を感じることって、
稀ですよね。

新しいスタッフや
若いスタッフの熱の無さに
四苦八苦している先生も多いのでは?

仕組み化や外注、
ツール化や経営の数字化は
とても重要なものだけれど、

反面、仕事に
「熱」が無くなってしまう、、
そんな側面もあります。

もちろん、
「システム」も「情熱」も
両方が必要。

だから、全てに
「患者さんのために」という
「気」を込めること。

患者さんにとって、
なにが最善か?

これは患者さんだったらどう思うか?
どう思われる可能性があるか?
それは院にとって良いのか悪いのか?

常に考えて行動すること。

施術はもちろん、
立ちい振る舞い、

掃除ひとつとっても、
手を抜かないこと。

院から出ても、
一挙手一投足に
手を抜かないこと。

油断しないこと。

その姿を患者さんが見たら、
お客様が見たら、どう思うか?

ネガは可能な限り
つぶしていくこと。

常にそんな想い、
「for 患者さん」
という想いを忘れなければ、
あなたの全てに「熱」がこもるでしょう。

それがたぶん、
人を惹き付けるんじゃないでしょうか。

僕は彼らの仕事ぶりに、覚悟に、
情と熱を感じ、惹き付けられました。
この人たちに任せたい、
ずっと付き合っていきたいと思いました。

患者さんにもそんな風に
思ってもらえるヒントは
案外こんな単純なことに
隠れているんだと思います。

でもわかっていても、
情熱を忘れてしまう、
患者さんが見えていないときもある。。

最近リピート率や
クロージング率が悪い、、
それはこんなことが原因なのかもしれません。

そんなときには
あなたの「患者さんへの想い」を
思い出してみてください。

今日の話はノウハウでも何でもないけれど、
あなたの中のなにかに
響いてくれたら嬉しいです。

PS
この技術は、
僕の中では「最後の砦」的に使います。
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