一人のときを狙え!

上野淳 2014.04.08

from上野淳

今日は趣向を変えて、
身内自慢をしていきたいと思います(笑

僕には
9歳と7歳の
甥っ子と姪っ子がいます。

つまりもう、立派な「おじさん」です。。
いやむしろ孫をみるような目になってることもしばしば…

だってこれがまた、、
可愛いんですもん!!

上のおにーちゃんとは
むかし4年くらい一緒に住んでいた経験もあります。

泣き虫で負けず嫌い。

でも最近サッカーや水泳や
習い事を始めて、
だんだんしゅっとしたイケメンに。。

下の妹は、
これがまさにイノシシ年生まれ笑

こっちも負けず嫌いのB型女子。

嘘泣き得意!
おにーちゃんのやることをこっそり横目に、、
自分だけはほめられるように行動したり…

なかなかにしたたか笑

…やっぱり女性は、怖い?笑

そういう話ではございません。

このくらいの年齢になってくると、
親戚とあそぶより
友達と遊ぶほうが楽しくなってきますよね。

だから、
実家にもおらず、たまにしか顔出さない僕は、
最近あんまり相手にしてもらえなくて寂しいんです(苦笑

そんなんなので、
愛する甥っ子姪っ子のことは
ウチの母親経由で聞くことが多いのですが、

むかし小学校の先生だった
母親がおもしろい視点で2人の孫の面倒をみているので、
それをシェアしてみたいと思います。

2人以上お子さんのいる家庭の
お父さんお母さんなら共感していただけるかと思いますが、

この2人、
まあよく「ケンカ」します。

このケンカにも大体パターンがあって、
ほとんどは

(周囲)さくちゃん(姪)すごいねー
甥「ぼくのが凄いーーー!」
姪「さくちゃんのが凄いもん!」
甥「うるさい!」
ポカ
姪「うわーん(嘘泣きあり)ママー」
またおにーちゃんいじめて!
甥「だって…(中略)ぼくのほうがすごいもん!」
でも叩いたりしていじめちゃだめでしょ!(怒
甥「うわーん(マジ泣き)」
そして甥、すねる。

というような
『張合いパターン』。

そして

甥「ぼくは悪くないもん。さくちゃんが…」
姪「私じゃないもん。おにーちゃんが…」
どっちも悪い(怒
甥「だって…」
姪「だって…」
甥「うるさい!」
ポカ
姪「うわーん(嘘泣きあり)」
またおにーちゃんはそうやって!
甥「だって…
そして甥、すねる。

というような
『なすり付け合いパターン』。

大きく分けるとこのふたつ。

さて、、
ここから見えてくるものは。。。??

【子どものほめ方から見えてくるもの】

こどもは非常に自分の感情に素直で正直です。

大人になると人間関係で悩むことが増えますが、
それはなぜか?

それは大人になればなるほど
感情にグラデーションがかかり、
本心が見えなくなってくることが原因です。

ですが、
人間も本質は動物。

子どもの頃と
感情の種類は変わっていません。

大人になって、
その感情の処理の仕方や
解釈の仕方が変化しただけ。

ですので、
「こども」からは非常にたくさんの事を学べます。

ウチの甥っ子姪っ子のケースから
見えてくるもののひとつは

『承認欲求』

です。

こどもをみているとよくわかりますが、
彼らは承認欲求の固まりです。

ねえねえ!
みて!みて!
ほめて!ほめて!
すごいでしょ!
おにーちゃんより!
となりの○○ちゃんより!

とくに兄弟がいたり
友達などが近くにたくさん住んでいたりすると、
ある年齢以上になると
他者を引き合いに出した比べ方をしてきます。


さあ、
思い出してみましょう。

人間も本質は動物。
子どもの頃と感情の種類は変わっていない。
大人になって、
その感情の処理の仕方や
解釈の仕方が変化しただけ。

つまり、
この傾向は、大人も同じ。

【人間は、そもそも
承認欲求のカタマリである】

ということ。

ねえねえ!みてみて!
凄いでしょ!
○○よりこんなに!

ほとんどの人が
それを無意識にやってしまっていますね。

患者さんも。
あなたも。
もちろん僕にもあります(笑

また
そしてこの
承認欲求を満たす行為が

【ほめること】

なのですが、
これもこどもをみていると
気をつけなければいけないポイントが見えてきます。

それは
年の近い兄弟がいる場合、

お互いに見えるところで、
「片方だけをほめないこと」。

ほめられた方は
『優越感』にひたります。

かたやほめられなかったほうは
『劣等感』をいだきます。
すねます。。

これはこどもだと
如実に、、わかります。

自分が一人っ子だった方や、
お子さんがお一人の方には
わからないかもしれませんが、
ものすごくハッキリでます。

本能的な承認欲求、
そしてそれを埋めてあげるための
「ほめる」
という行為なのに、
状況によってはマイナスにも働く、ということです。

前述の通り
小学校の先生をやっていたウチの母親は
このへんのやり取りが実に上手い。

どうするかというと、
ポイントはたったふたつ。

【ほめるときは、一人のときを狙う】
【まわりに人がいるときはその子に「ありがとう」だけを届ける】

これによって、
ほめた子の優越感を満たし、
かつまわりの子に劣等感も抱かせにくくする。

実に上手いなあ、
と感心します。

子どもの話は、
人間の本質に迫る話。

子育てをすると
人間が精神的に大きく成長するのは
こういう部分に無意識に気づくからかもしれませんね。

さあこの年の近い兄弟のこどもの話。

現場に置き換えると、、

スタッフ同士、患者さん、、
ほめる?しかる?
今の状況はどう?

協調させたいの?
競争させたいの?

もしかして、、
スタッフ内で優越感、
劣等感を抱かせ合っていない??

数字でわからせる、ケツを叩くようなやり方は
どちらかというと「競争」の論理をつくやり方。

人間の本質は?
子どもに学ぶと??

でも何が正しいか、間違っているかはありません。

スタッフの解釈のレベルや、
人間力の成長の度合いによっても、
また会社の考え方や状況や置かれている立場や、
あなたが目指しているものによっても、

方針は変わってくるでしょう。

正解はありません。
ただ原則のひとつは「承認欲求を満たす」こと。

あなたはこどもから見えてくるもの、
どう活かしますか?
何が足りないですか?必要ですか?
そしてその上で、どのやり方を選びますか??

PS
この「志事」をやってく上での、僕の中の承認欲求は、
この治療法を身につけたことでずいぶん満たされました。

この治療法を中心にやっていたときが、
患者さんからの感謝の声が一番多かったかも。。