優しさ半分、演出半分

上野淳 2014.10.28

from上野淳

先日、
とあるバンドのライブに
さいたまスーパーアリーナまで行ってきました。

ライブとかコンサートは
超ーーひさしぶり!
前は何年前だろう、、、
記憶に無い、、ってなくらい。

ま、でも
とにかくチケットもらったもんで
行くだけ行ってみるか、、ということで、、

そのバンドは
結構激し目のロック。
振り付けあり、ジャンプあり。
しかもファン層10~20代前半、
9割以上女性。。

34歳のおっさん、
完全アウェー(笑

アウェー感に
若干ブルーになりながら、
ライブが始まる時間になりました。

すると
ライブ前に、前説が。。

メンバーの1人から
ライブの注意事項の説明。

事前にメンバー情報はみていたから
「あ、あの人かー」
みたいな感じ。
しかもイメージにぴったりなトーク。


客席はもうワーキャーいっとる。。

うーーん
お客さんの期待に応えてますなぁ、、

ライブが始まって
一曲目から客席の興奮は最高潮!
二曲目が終わって、
メンバー紹介。

で、そこで
ボーカルの子からアナウンス。

「僕たちの曲は振付が合ったりしますけど、
もちろん棒立ちでも大歓迎!イスに座ってもいいですからねー。
思い思いに楽しんでいってください!」

おおーー

ロックバンドなのに!

なんて優しい!

おじさん、感激!
そうさせていただきます(笑

数万人のライブだから
はじめて客も見渡すと多そう。。

正直不安げな人も
まわりにはたくさん。。

でも曲の合間にも
振り付けを教える時間があったり、
メンバーの1人は曲中かならず振付をやっていたり、、

お客さんへの愛情、
お客さんへの優しさ、
お客さんが安心して楽しんでくれるような工夫、、
凄いなあ。

しかも
僕はだいぶ後方の席だったのですが、
ライブ後半、こちらサイドで
アコースティックライブまで!
(しかもゲストにあの○○ー侍が、、笑)

お客さんの潜在ニーズ、
わかってるうーー



気がつけば
ライブが終わる頃には
立派なファンになってましたとさ。

さて、
本日の気づき。
それは、、

【演出してる?】
ーーーーーーーー

あなたは、
あなたのお客さんが
あなたのファンになってしまうような
「演出」してますか?

このバンドの上手いところは、

はじめての方や
色々なパターンの客層を想定して、
あらかじめ不安を取り除いてあげている、ということ。

客の不安を事前に取り除いてあげることで、
お客さんは、感謝します。

感謝して、
今度はこちらからなにかしてあげよう、
となったりします。

それは、
盛り上げてあげよう!であったり、
また絶対来よう!であったり、
帰りになんかグッズ(物販)買っていってあげよう!であったり、
様々。

気づいた?

これ、
あなたの院でも使えますよね。

患者さんに盛り上げてもらったら、嬉しくない?
患者さんにまた絶対来よう!と思われたら、
帰りについでに物販も買ってくれたら、、
嬉しいですよね。

嬉しくなったら、人は誰かを紹介したくなります。
クチコミですね。

とはいえ、
紹介された人は、不安、、
今回の僕と同じような心理状態。

でもこんな優しい扱いを受けたら、
不安に思っていることを事前に解消してもらったら、
しかも期待を上回ったら、
「また行こう!」となるわけ。

現に僕は、
また行こうと思ってます。
チケット7000円とかするのに(笑
リピート、確定。

そしてこんな所で
クチコミしたりしてる(笑

つまり、
あなたが患者さんにしてあげるべきことは、
非常にシンプル。

① 不安をとにかく解消してあげる

② 潜在的な期待を越えてあげる

これだけ。

でも、順番を間違えないように!

まずは不安を取り除くこと。
患者さんやお客さんにとってなにが不安なのか、
それを徹底的にリサーチして、
事前につぶす様仕組み化してしまうこと。

このバンドの凄い所は、
それを「演出」として
自分たちの個性アピールの場にしてること。
うーーーん、一石二鳥!

さらに、
「もっとこうしてくれたらいいのになぁ…」
というような部分を
やってくれたこと!

まさに期待を越えてくれた演出!

【紹介者より、
 紹介された人の方がファンになる】

こんなパターンって結構あるけど、
それはこういった心理状態から
起りうる、ということ。

紹介してくれた人も、
実は不安ですよね。。
ライブなら「楽しくなかったら、、」、
治療院なら「治らなかったら、、」、と。

だからそこをケアしてあげること。
そうすることで紹介者はよりあなたのファンになってくれます。
「私の友達を楽しませてくれてありがとう」
感謝しますよね。

これも演者の仕事です。

あなたの仕事の流れはどう?

患者さんの不安を取り除いてあげるような、
流れになってる?

患者さんの期待を越えてあげるような、
流れになってる?

ちなみに治療家は施術中や結果が演出の全て、
みたいに思いがちだけど(苦笑

技術で演出する以外にも、
演出方法はたくさんありますよ。

このバンドは前説や
自己紹介を上手く使っていましたね。
曲前にもいろいろフォローをしてましたよ。

結果、僕はどう感じたんでしたっけ?
そういうことです。

テレビ、舞台、コンサート、、
プロの手による「演出」がそこら中に
ヒントとして転がっています。

せっかくだから上手にパク、、
いや、活用していきましょう!(笑