彼女に慣れる

上野淳 2013.11.26

from上野 淳

先日
「12歳の彼女」
と言うタイトルでメルマガを書いて以来、

ちょくちょく
「彼女元気ですかー?」
「何買ったんですか?」
「その後どうですか~?」

と聞かれます。

この業界の先生は
車好きの人が多いですね!
(※注:タイトルはこんなですが車の話です)

というか、読者に男性が多いから??
女性の皆様、興味がなかったらすみません。

ということで
今日の内容は
その続編、というか近況を。。

ヤフオクにて、
シャレでクリックしたら
一ケタ万円で僕に落札されちゃったこの子。

その後即入院させられ、
●●万円の大手術を経て、
無事に我が家の一員になりました。

とはいえ、
12年モノ、17万キロも走っておりますので、
走るたびにどっかでなんかが折れそうな音します。

早速バッテリーが上がったり、
知らぬ間にもう片目のフォグが無くなっていたり、
手術後も相変わらず香水くさい彼女なわけです。

ですが、
最近この車に乗っていても

【それが当たり前】

になってきてしまいました。

前はエンジンかけるのもなんかドキドキ!
交差点を曲がるだけでもなんとなくスリリング!
高速なんか乗った日にゃいつ止まるのか?!

そんな車だったのですが、
大手術以降、見違えるようにおとなしくなり、、

否、普通にギシギシがたがたは言うのですが…

不安っていうような不安は、
ほとんど無くなってしまったのです。

まあ、痛いけど大丈夫かなーって
いう腰痛みたいな感じですかね…

慣れって、怖い!!

ということで、
ここ数ヶ月は、
全く点検整備に出していません。。

【慣れる】

今の僕は、
ちょっとやそっとの異音や故障などでは、
はっきりいって全然へっちゃらです。

なので、
整備工場に持ってくのも
なんとなく「おっくう」です。

でも、これを放っておいたらどうなるか、、

そう。

ちょっとやそっとじゃない
「故障」
が襲ってくるわけです。

これって患者さんでも同じですよね?

患者さんもあちこち不調はあるけど、、
まぁ、まだ大丈夫かな。。

こんな状態で日々結構過ごしていませんか?

「今日はどこも悪くないかな~」
なんて言っている人でも、
ちょっと固いところ見つけて聞いてみると、

「そうそう!何日か前そこが痛かったんだよね!」
なんて反応が返ってくることもしょっちゅうです。

なんかがおかしい…
でも、誰かに言うほどでもない…
工場に持っていくほどでもないな…
医者に行くほどじゃないかな…
整体?なんかおっくうだな…

患者さんは、自分の身体に
【慣れて】
しまっています。

ここがわかると、
僕たちが身体のプロとして
やってあげなければならないことが、見えてきますね。

つまり
・患者さんが【忘れて】しまっている問題
・患者さんが【慣れて】しまっている問題
・患者さんが【気づいていない】問題

毎回毎回、問題をしっかり見つけてあげること。
そしてそれを患者さんにわかるように教えてあげる。

大きな故障を未然に防ぐ、
意味のある行為だと、教えてあげる。

これがリピートをとる上で
非常に重要になります。

僕はよく患者さんの身体を、
「中古車」
にたとえます。(失礼極まりないですが…苦笑)

それは
【メンテナンス】
の重要性に気づいてほしいからです。

 
12年落ちの大手術後の彼女
何十年も自分の身体を酷使している患者さん

明日突然ストップするかもしれません。
いきなりぎっくり腰や五十肩になるかもしれません。

でも、プロの整備士なら、
僕ら整体師なら、
その兆候に気づけるかもしれませんよね?

どちらも定期的なメンテナンスが
欠かせないことが、
なんとなくおわかりいただけるでしょう。

たとえ、ん十万円払っていても
僕は慣れて今日まで問題を忘れかけていました。。

ましてや数千円の整体、、
問題を忘れられても
仕方ありません。

だから、
しっかりチェックしてあげる、
忘れてないか確認してあげる、
気がつかせてあげる、
放っておいたらどうなるか教えてあげる。

常にそれを忘れずにありたいですね。

あなたはどう?

PS
あなたがもし、患者さんの問題を
「その場で」「スグに」解消したいなら、
古典調整法が大きな武器になるでしょう。

PPS
治療家は自分自身の【メンテナンス】を
よく忘れがちですね。

ここにはあなたの身体をメンテナンスしてくれる、
凄腕の仲間がたくさんいますよ。